必要なツールを、すぐ使えるように

JSON YAML 変換ツール

JSON 欄か YAML 欄のどちらかに貼り付けると、反対側がすぐに変換されます。どちらの欄を編集してもよく、行を選ぶと反対側で同じ値を持つ行が強調されます。Kubernetes や Docker Compose のファイルにあるアンカー・マージキー・複数ドキュメントもそのまま読み込み、no・on・0755・12:30 のように YAML の版によって読み方が変わる値は、下の解釈チェックにまとめて表示します。

最終更新 2026-10-20計算はブラウザ内だけで処理
例
インデント
インデント
解釈

入力やファイルはサーバーに送信されません。

YAML 解釈チェック

    最終更新 2026-10-20入力値は保存しません

    ROBERINの基準必要なツールを、
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    JSON と YAML は同じデータを表す二つの書き方です

    JSON はオブジェクトを波括弧 { }、配列を角括弧 [ ] で囲み、キーと文字列を二重引用符で囲みます。YAML は同じ構造をインデントと行頭のハイフン(-)で表し、引用符はたいてい省略します。JSON のオブジェクトは YAML ではマッピング、配列はシーケンスになります。数値・真偽値・null もそれぞれ対応します。YAML 1.2 の仕様書は、この版の主な目標が YAML を JSON の厳密な上位集合にすることだったと述べており、そのため正しい JSON 文書の大半はそのまま YAML としても読めます。

    この変換ツールでは、二つの欄のどちらも編集できます。JSON 欄を直すと YAML 欄が作り直され、YAML 欄を直すと JSON 欄が作り直されます。中央の矢印は、いまどちらの欄が元になっているかを示します。行をクリックするか矢印キーで移動すると、反対側の欄で同じ値を持つ行が強調され、下のパス行に owner › name のような位置と値の種類が表示されます。インデントだけでは、どの項目の下にある行なのか分かりにくい長い YAML で特に役立ちます。

    データJSONYAML
    オブジェクト・マッピング{"port": 8080}port: 8080
    配列・シーケンス{"tags": ["web", "api"]}tags:
      - web
      - api
    入れ子{"db": {"host": "localhost"}}db:
      host: localhost
    数値と数字に見える文字列{"a": 8080, "b": "8080"}a: 8080
    b: "8080"
    真偽値・空の値{"on": true, "x": null}"on": true
    x: null
    複数行の文字列{"memo": "1行目\n2行目"}memo: |-
      1行目
      2行目
    空のオブジェクト・空の配列{"a": {}, "b": []}a: {}
    b: []

    JSON と YAML を行き来する場面

    人が手で編集する設定ファイルは YAML、プログラム同士がやり取りするデータは JSON、という使い分けがよくあります。そのため、一つの作業の中で両方の形式を行き来することになります。

    • Kubernetes のマニフェスト: Kubernetes のドキュメントは、設定ファイルを JSON ではなく YAML で書くことを勧めています。どちらでも動作しますが、人が読みやすいという理由です。クラスターから JSON で取得したリソースを YAML ファイルに直して保存するとき、逆に YAML のマニフェストを JSON しか受け付けない API やスクリプトに渡すときに変換が必要になります。
    • Docker Compose・GitHub Actions: どちらのツールも設定は YAML でしか受け付けません。サンプルや API レスポンスが JSON のときは YAML に書き換えて貼り付けることになり、その際に引用符を落とすと値の型が変わってしまうことがあります。
    • 検証と比較: JSON Schema の検証ツールや jq のように JSON を受け取るツールで YAML の設定を確認するには、先に JSON に変換する必要があります。アンカーやマージキーの多い Compose ファイルは、JSON に展開するとサービスごとに実際にどの値が入るのかが一目で分かります。
    • 読み込む前に落とし穴を確認: 同じ YAML でも、読み込むプログラムが YAML 1.1 方式だと no は false に、0755 は 493 に変わります。設定を配布する前に、下の解釈チェックでそうした値がないか確認できます。

    使い方

    1. 手元にある JSON か YAML の欄に貼り付けます。「開く」ボタンかドラッグ&ドロップで .json・.yaml・.yml ファイルを開くと、拡張子に合った欄に入ります。
    2. 反対側の欄に結果がすぐ表示されます。結果の欄を編集すると、そちらが元になって最初の欄が作り直されます。
    3. 行を選ぶと反対側で同じ値の行が強調され、横に並べた画面では二つの行の間に接続線が引かれます。片方をスクロールすると、もう片方も同じ位置に追従します。
    4. 欄の上のオプションで、インデント(JSON は2スペース・4スペース・1行、YAML は2スペース・4スペース)、YAML の解釈基準(1.2・1.1)、配列を複数の YAML ドキュメントに分けるかどうかを選びます。
    5. 欄の下のボタンでコピーまたはファイルに保存します。開いたファイルが app.yaml なら、JSON は app.json として保存されます。

    YAML 1.1 と 1.2 で読み方が変わる値

    YAML は、引用符なしで書かれた値の型を文字の形から判断します。ところが、その規則は版によって異なります。YAML 1.2 の Core スキーマは、真偽値を true・false(大文字小文字の違いを含む)だけに限り、8進数は 0o で始まる表記だけを受け付けます。それ以前の YAML 1.1 の型規則では、yes・no・on・off・y・n を真偽値、0 で始まる整数を8進数、コロンでつないだ数字を60進数、2024-03-01 の形を日付として読みます。逆に、1.1 の浮動小数点の規則には小数点が必要なので、1e5 は 1.1 では文字列になります。

    問題は、いまも 1.1 方式で読むプログラムが多いことです。Python の PyYAML は、自身を完全な YAML 1.1 パーサーと説明しています。Go の yaml v3 は 1.2 の大部分に従いますが、8進数は 1.1 と同じく 0777 の形で読み書きし、yes・no・on・off は真偽値型に格納するときだけ真偽値として受け付けます。Kubernetes のドキュメントも、真偽値には true か false だけを使い、yes・no・on・off は使わないよう述べ、真偽値に見える値は引用符で囲むことを勧めています。Docker Compose のドキュメントも、ポートを HOST:CONTAINER の形式で書くときは、YAML の60進数と衝突しないよう、常に引用符で囲んだ文字列にするよう案内しています。

    引用符なしで書いた値YAML 1.2 CoreYAML 1.1JSON → YAML の結果
    true真偽値 true真偽値 true"true"
    yes文字列 "yes"真偽値 true"yes"
    no文字列 "no"真偽値 false"no"
    on文字列 "on"真偽値 true"on"
    NO文字列 "NO"真偽値 false"NO"
    y文字列 "y"真偽値 true"y"
    ~nullnull"~"
    0755数値 755数値 493 (8進数)"0755"
    0o17数値 15 (8進数)文字列 "0o17""0o17"
    12:30文字列 "12:30"数値 750 (60進数)"12:30"
    2222:22文字列 "2222:22"数値 133342 (60進数)"2222:22"
    8080:80文字列 "8080:80"文字列 "8080:80"8080:80
    1e5数値 1e5文字列 "1e5""1e5"
    1_000文字列 "1_000"数値 1000"1_000"
    2024-03-01文字列 "2024-03-01"日付"2024-03-01"

    最後の列は、JSON で文字列だった値を YAML で書くときの形です。二つの版のどちらか一方でも文字列以外として読まれる可能性があれば、二重引用符で囲みます。8080:80 は後ろの 80 が60進数の1桁(0〜59)を超えるため、どちらの版でも文字列になり、引用符は要りません。一方、2222:22 のように後ろが 59 以下のポートは、1.1 では数値になります。

    YAML 欄が元になっているとき、下の解釈チェックは、文書の中で二つの版が異なる読み方をする値をすべて探し、行番号とともに表示します。チップを押すとその行に移動します。解釈基準を 1.1 に切り替えると JSON の結果も 1.1 の規則で作り直されるので、PyYAML のようなプログラムが実際に受け取る値を事前に確認できます。

    YAML だけにある機能の変換結果

    YAMLJSON の結果
    コメント # …含めない。ステータス行に件数を表示
    アンカー &base とエイリアス *baseエイリアスの位置にアンカーの値を展開
    マージキー <<: *base取り込んだキーをそのマッピングに統合。直接書いたキーがあればその値が残る
    複数ドキュメント ---ドキュメント1つが要素1つの配列
    ブロック文字列 |、>改行が \n として入った文字列(> は行を空白でつなぐ)
    ユーザー定義タグ !Ref などタグを外して値だけを移す。解釈チェックに表示
    数値のキー 1: a文字列のキー "1"
    [ ]・{ } をキーにしたマッピングエラー。JSON のキーは文字列のみ
    .inf、.nanエラー。JSON の数値に無限大と NaN はない

    JSON を YAML に変換するときは、キーの順序を入力のとおりに保ちます。ブラウザー標準の JSON パーサーは、"2024" のように整数の形をしたキーをオブジェクトの先頭に移してしまうため、この変換ツールでは順序を保つ独自のパーサーで JSON を読みます。改行を含む文字列は | ブロックで、空のオブジェクトと空の配列は {}・[] で書き出します。

    数値は書かれた文字のまま移します

    JSON の仕様(RFC 8259)は、倍精度(IEEE 754 binary64)を超える精度を期待しない実装どうしであれば、数値を円滑にやり取りできると説明しています。ブラウザーも数値をこの方式で扱うため、一般的な変換ツールでは 9007199254740993 が 9007199254740992 に、4.50 が 4.5 に変わってしまいます。この変換ツールは数値を計算せず、書かれた文字をそのまま移すので、そうした変化は起きません。YAML 側の 0o17 や 0x1F のように JSON にない表記だけは、同じ値の10進数に変えます。

    例外が一つあります。JSON の 1e5 は YAML 1.2 では数値ですが、YAML 1.1 では小数点がないため文字列になります。そのため JSON → YAML では、指数表記を 1.0e+5 のように小数点と符号を付けて書きます。どちらの版もこの文字列を数値 100000 として読みます。書き換えた数値は解釈チェックに表示されます。

    よくある間違い

    • インデントにタブ: YAML の仕様は、タブの扱いがシステムによって異なるため、インデントにタブ文字を使ってはならないと定めています。エディタでタブをスペースに置き換えてください。
    • コロンの後の空白: port:8080 はキーではなく、一つの文字列です。キーと値の間には、port: 8080 のようにコロンの後に空白が必要です。
    • 同じキーを2回: YAML の仕様はマッピングのキーが一意であるべきと定め、JSON の仕様は名前が重複したオブジェクトを受け取ったプログラムの動作は予測できないと警告しています。この変換ツールは、どちらの場合でも重複したキーをエラーとして知らせます。YAML の 1: と "1": も JSON では同じキーになるため重複します。
    • JSON の緩い書き方: 最後の要素の後ろのカンマ、シングルクォート、引用符のないキー、// のコメントは標準の JSON ではありません。JSON5 や JSONC で書いた設定は、こうした部分を直してから入力してください。
    • GitHub Actions の on:: ワークフローの on: キーは、YAML 1.2 では文字列 "on" ですが、1.1 方式のパーサーでは真偽値 true になります。ワークフローファイルを Python スクリプトで読んで編集するとき、キーが消えたように見えるのはこのためです。
    • 時刻・ポートの形をした値: 18:30 や 2222:22 は、1.1 では60進数の数値になります。時刻とポートは引用符で囲んでおくのが安全です。

    制限と注意

    • 入力は 5 MB(5,242,880バイト)まで、結果は 10 MB まで変換します。ファイルは UTF-8(BOM 付きを含む)と UTF-16 の BOM 付きファイルを開けます。
    • YAML のコメントや引用符の形、空行は、作り直すときに残りません。YAML を元にして JSON 欄を編集すると YAML が新しく書き出されるので、コメントがあった YAML は、ステータス行の「元に戻す」で一度だけ復元できます。
    • CloudFormation の !Ref のようなユーザー定義タグは外して値だけを移します。CloudFormation が JSON で使う {"Ref": …} の形には変換しません。
    • エイリアスの展開量が極端に大きい場合(エイリアス一つがさらにエイリアスの束を指すような場合)は、リソース枯渇を防ぐために中断します。
    • YAML 1.1 の解釈は、yaml.org の 1.1 型規則に従います。実際の 1.1 方式のプログラムとは異なる境界もあります。たとえば y・n はこの規則では真偽値ですが、PyYAML は文字列として読みます。JSON → YAML の結果は、こうした値をすべて引用符で囲むので、どちらで読んでも文字列のまま残ります。
    • 変換が扱うのは構文だけです。Kubernetes や Compose が要求するキー名や値の種類が正しいかどうかは、各ツールの検証コマンドで確認してください。

    出典

    よくある質問

    JSON を YAML に変換すると、なぜ一部の値に引用符が付くのですか?

    "no"、"on"、"0012"、"18:30"、"2024-03-01" のように、引用符がないと YAML が文字列ではなく真偽値・数値・日付として読む値は、二重引用符で囲みます。JSON で文字列だった値を YAML でも文字列のまま残すためで、値そのものは変わりません。

    YAML 1.1 と 1.2 では何が違いますか?

    引用符のない文字列の型を判断する規則が違います。1.2 の Core スキーマでは真偽値は true・false だけなので、yes・no・on・off は文字列です。1.1 は yes・no・on・off・y・n も真偽値として読み、0755 を8進数の 493、12:30 を60進数の 750、2024-03-01 を日付として読みます。PyYAML は YAML 1.1 のパーサーです。

    YAML のコメントは JSON に引き継がれますか?

    引き継がれません。JSON にはコメントの構文がないためです。ステータス行に省かれたコメントの件数を表示します。YAML を元にしていて JSON 欄を編集したために YAML が作り直された場合は、「元に戻す」ボタンで元の YAML を呼び戻せます。

    アンカー(&)とマージキー(<<)はどう変換されますか?

    エイリアス(*)はアンカーが指す値に展開され、マージキーは取り込んだマッピングのキーをその場所に統合します。同じキーがすでにある場合は、そのマッピングに直接書かれた値が残ります。JSON には参照の構文がないため、同じ値は使われている箇所ごとに繰り返して入ります。

    --- で区切った複数のドキュメントはどうなりますか?

    ドキュメントが二つ以上ある場合は、ドキュメント1つが要素1つの JSON 配列になります。逆に、JSON の最上位の配列は、YAML 欄の「配列 = ドキュメント(---)」スイッチをオンにすると、要素ごとに1つのドキュメントとして書き出します。

    大きな数値や 4.50 のような値もそのまま残りますか?

    数値は書かれた文字のまま移すので、9007199254740993 のような大きな整数や 4.50 の末尾の 0 は変わりません。ただし 1e5 のような指数表記は、YAML 1.1 でも数値として読まれるよう 1.0e+5 と書きます。結果を読むプログラムが倍精度の数値に変換する場合、大きな整数はそのプログラム側で丸められることがあります。

    エラーが出たら、どこを直せばよいですか?

    パス行に、エラーが出た欄と行・列、理由が表示され、その行番号が強調されます。インデントに使ったタブ、コロンの後ろの空白の欠落、JSON の末尾のカンマ・シングルクォート・コメントがよくある原因です。JSON 欄に YAML を貼り付けた場合は、「YAML 欄へ移す」ボタンが表示されます。

    入力した設定ファイルはサーバーに送信されますか?

    いいえ。変換はブラウザーの中だけで行い、入力内容やファイルをサーバーに送信しません。アドレスバーやブラウザーのストレージにも残さないので、パスワードやトークンを含む設定もこの画面の外には出ません。