必要なツールを、すぐ使えるように

反応速度テスト

反応パッドが暗い赤から明るい緑に変わった瞬間に押すと、合図が出てから押すまでにかかった時間をms単位で計ります。5回または10回を1セットとして中央値・平均・ばらつきを表示し、反応の目盛りに各回の点と、陸上のフライング基準・実験室の平均・ウェブ記録の中央値を並べます。マウス・タッチ・キーボードごとに自己ベストと過去のセットを別々に残します。

最終更新 2026-10-22計算はブラウザ内だけで処理
回数

入力: 最初の操作

押して開始反応パッドが緑に変わった瞬間に押してください。マウスのクリック、画面のタッチ、スペースキーのどれでも使えます。

緑に変わる前に押すと「フライング」として数えます。スペースキーやEnterは、反応パッドにフォーカスがあるときに使えます。

中央値

    反応の目盛り

    基準値: 陸上のフライング判定 100 ms(World Athletics)、大学生の光刺激の平均 190 ms(Kosinski の文献レビュー)、1,469人のコンピューター実験の平均 231 ms(Woods ほか 2015)、Human Benchmark のウェブ記録の中央値 273 ms、睡眠研究の PVT における見落とし基準 500 ms。機器や測定方法が異なるため、順位ではなくおおよその位置として見てください。

    過去のセット

      最終更新 2026-10-22入力値は保存しません

      ROBERINの基準必要なツールを、
      すぐ使えるように。
      • ひと目で分かる画面入力と結果の位置をはっきり分けます。
      • 結果が先主要な結果を先に示し、過程は必要なときだけ。
      • 求めない登録や不要な入力なしですぐ使えます。

      合図が変わってから押すまで、何ミリ秒かかるかを計ります

      反応速度テストは、反応パッドが緑に変わった瞬間から、押すまでにかかった時間をミリ秒(ms)単位で計ります。5回または10回を1セットとして計り、セットの真ん中の値である中央値を代表記録として表示します。1,000 msが1秒なので、250 msは0.25秒です。

      結果は数字ひとつでは終わりません。反応の目盛りには今回の各回が点で表示され、陸上のフライング基準、実験室の平均、ウェブ記録の中央値といった基準値が並びます。同じ入力方法・回数で計った過去のセットは棒グラフとして積み上がるので、今日の記録がいつもより速いか遅いかを比べられます。

      反応時間を計ってみるとよい場面

      反応時間は、体調や機器によって変わります。同じ条件で何度か計っておくと、その違いを数字で確認できます。

      • 眠い、疲れていると感じるとき: 睡眠研究では、睡眠が不足すると反応時間が全体に遅くなり、合図の見落としが増えると報告されています。普段の記録と比べれば、今日の状態を知る目安になります。ただし診断のための検査ではありません。
      • マウス、モニター、ワイヤレス機器を替えたとき: コンピューターや画面は、測定値に数十 msを上乗せすることがあります。同じ人が機器だけ替えて計れば、機器による差を比べられます。
      • ゲームやスポーツの前のウォームアップ: 数セット計って記録が安定してくるかを見ると、準備ができたかどうかの確認に役立ちます。
      • 友達や家族と競うとき: セットを終えたあと結果リンクを送ると、受け取った人の反応の目盛りにあなたの中央値が表示され、同じ画面で比べられます。

      計り方

      1. 回数(5回・10回)を選びます。初めてなら、練習1回で合図を先に確認しても構いません。練習の記録はセットに入れません。
      2. 反応パッドを押すと暗い赤に変わり、待機が始まります。待ち時間は毎回1.5秒から6秒のあいだでランダムに決まり、短いほうが出やすくしてあるので、長く待ったからもうすぐ合図が出る、と予想しにくくなっています。
      3. 反応パッドが明るい緑に変わり、「今!」と塗りつぶしの四角が出たらすぐ押します。マウスのクリック、画面のタッチ、スペースキーまたはEnterのどれかを使い、セットの最初の記録で使った入力が、そのセットの入力方法になります。
      4. 各回の記録を確認し、準備ができたら反応パッドを押して次の回を始めます。次の回は自動では始まりません。
      5. 決めた回数ぶんの記録がそろうとセットが終わり、中央値と平均・ばらつきが、保存済みの過去のセットとともに表示されます。

      集中して計りたいときは全画面を押してください。反応パッドだけが画面いっぱいに表示され、スペースキーで開始も反応もできます。

      結果の見方

      平均はすべての回を足して回数で割った値、中央値は記録を小さい順に並べたときの真ん中の値です。10回のように偶数のときは、真ん中の2つの値の平均を使います。一度ぼんやりして遅く押すと、平均は大きく増えますが中央値はほとんど変わりません。そのためこのツールでは、中央値を代表記録と自己ベストの基準にしています。

      各回の記録が異なる2つのセットの比較(5回)
      セット各回の記録(ms)平均中央値ばらつき
      A: 1回だけ遅い200 · 240 · 260 · 280 · 520300260±126
      B: そろって押せた240 · 250 · 260 · 270 · 280260260±16

      2つのセットの中央値はどちらも260 msで同じですが、Aは最後の520 msのせいで平均が40 ms大きくなります。ばらつきは、各回の記録が平均からどれだけ広がっているかを表す標準偏差です。1,469人を計ったWoodsほか(2015)の研究でも、一人の中の標準偏差は平均40.0 msでした。記録が毎回数十 msずつ変わるのは、よくあることです。

      平均 = 各回の記録の合計 ÷ 回数
      中央値 = 小さい順に並べた真ん中の値(偶数なら真ん中2つの平均)
      ばらつき(標準偏差)= √(Σ(記録 − 平均)² ÷ (回数 − 1))
      その間に進む距離 = 速度(m/s)× 中央値(秒)

      平均・中央値・標準偏差は、四捨五入する前の測定値で計算し、画面に表示するときだけ整数のmsに丸めます。「時速100 kmの車がその間に進む距離」は、中央値のあいだに動く距離です。時速100 kmは1秒に約27.8 mなので、260 msでは約7.2 mになります。

      何msなら速いほうですか?

      反応時間を比べるときは、何を、どんな機器で計ったのかをまず確認します。実験室の機器で計った値と、各自のコンピューターで計ったウェブ記録では、同じ人でも数十 msの差が出ることがあります。反応の目盛りに表示する基準値は次のとおりです。

      反応の目盛りの基準値
      基準値何を計った値か
      陸上のフライング判定0.100秒未満スタート情報システムが、号砲のあとの反応時間が0.100秒より短い場合にフライングの可能性を知らせます(World Athletics 技術規則 16.6)。
      大学生の光刺激の平均約190 ms約120年にわたって受け入れられてきた、大学生の年齢層の単純反応時間の平均です。音刺激は約160 msです(Kosinski の文献レビュー)。
      コンピューター実験の平均231 ms18〜65歳の1,469人を、較正したコンピューターで計った平均です。画面とマウスの遅延(17.8 ms)を引くと213 msです(Woods ほか 2015)。
      ウェブ記録の中央値273 msHuman Benchmark に集まった記録の中央値です。各自のコンピューターや画面の遅延が含まれています。
      PVTの見落とし基準500 ms以上睡眠研究で使う10分間の精神運動覚醒検査(PVT)で、注意が途切れた反応として数える基準です(Basner・Dinges 2011)。

      自宅で計った記録が250〜300 msなら、ウェブ記録の中央値の近くです。200 msに近いほど速いほうですが、機器の遅延が小さい環境だっただけかもしれません。このツールは、年齢別のランクや上位何パーセントといった順位は出しません。機器ごとに上乗せされる遅延が違うため、他の人の記録と順位をつけると、機器の差を人の差と読み違えやすいからです。

      測定値に混ざる遅延

      画面に表示される記録は、人が反応した時間に、機器が加えた時間を足した値です。Human Benchmark はコンピューターが10〜50 ms、一部のテレビは150 msまで加えると説明しており、Woodsほか(2015)はハードウェアとソフトウェアの遅延が測定値を最大100 ms延ばすことがあるとまとめています。

      • 画面のリフレッシュレート: 画面は決まった間隔でしか新しい絵を出しません。合図が変わっても次の更新で初めて見えるため、更新間隔が短い画面ほど、合図が見えるまでの待ちが短くなります。
      • 入力機器: マウス、キーボード、タッチ画面では、押した動作がコンピューターに伝わるまでの時間が違います。そのためこのツールでは、入力方法ごとに記録と自己ベストを分けて残します。
      • ブラウザの時刻: ブラウザは、タイミング攻撃や端末の識別(フィンガープリンティング)を防ぐために、イベント時刻の精度を落とすことがあります。画面に1 ms単位で表示されても、1 msの精度という意味ではありません。
      リフレッシュレート別の1回の更新間隔
      リフレッシュレート60 Hz120 Hz144 Hz240 Hz
      更新間隔(1,000 ÷ リフレッシュレート)16.7 ms8.3 ms6.9 ms4.2 ms

      このツールは、合図を描いたフレームの次のフレームが始まる時刻を合図の時刻とし、押した時刻は入力イベントが発生した時刻とします。そのため、ブラウザが別の処理で忙しく、反応の処理が遅れても、その待ち時間は記録に入りません。設定行の「画面 ○○ Hz」は、ブラウザが画面を描く間隔を計って表示した値です。ただし、画面のパネルが実際に光る時刻や入力機器の遅延は計れないので、一定の値を引いて補正することはしません。

      反応時間を左右するもの

      • 練習: 初めての課題では記録がばらつきますが、練習するにつれてそろってきます。3週間練習すると視覚刺激への反応時間が短くなり、その効果が少なくとも3週間続いたという研究もあります(Kosinski の文献レビューが引用する Ando ほか)。
      • 眠気と疲労: 疲労のなかでも眠気が反応時間にもっとも大きく影響するとまとめられています。睡眠不足の実験では、反応が全体に遅くなり、500 ms以上の見落としが着実に増えました。
      • 年齢: Woodsほか(2015)の18〜65歳の参加者では、年齢が1歳上がるごとに平均0.55 ms遅くなりました。20歳と60歳なら約22 msの差です。
      • ミスの直後: 合図の前に押してしまうと、次の回を慎重に押しすぎて記録が遅くなる傾向があります。「フライング」のあとの1回だけ極端に遅いなら、これが理由かもしれません。
      • 気が散るもの: 騒音や、ほかのことを同時にしていると、反応時間は延びます。通知を切って画面だけを見る状態で計ると、記録を比べやすくなります。

      フライングや取り消しとして扱う場合

      • 合図の前に押した: 「フライング」として数え、同じ回をやり直します。セットの記録には入れず、回数だけを別に表示します。
      • 合図から100 ms未満: 人が合図を見て反応したというより、合図を予測して押したものとみなし、「フライング」として数えます。陸上のフライング判定とPVTの誤反応の基準も、同じ100 msを使っています。
      • 合図から10秒間押さなかった: その回を取り消します。すでに計った回はそのまま残ります。
      • 別のウィンドウやタブに移った: 待機中や合図の最中に画面を離れると、その回を取り消します。ほかの画面を見ていた時間が記録に混ざらないようにするためです。
      • セットの途中で入力方法を変えた: マウスで始めたセットでキーボードを押すと、その回は受け付けません。入力方法を変えるには最初からを押してください。

      記録の保存と結果リンク

      セットを最後まで終えると、記録がこのブラウザに保存されます。入力方法(マウス・タッチ・キーボード)と回数(5回・10回)を組み合わせた条件ごとに、直近20セットと最高の中央値を別々に残し、測定値をサーバーへ送ることはありません。以前のバージョンの反応速度テストで計った記録がこのブラウザにあれば、最初に開いたときに一度だけ引き継ぎます。

      結果をコピーは、中央値・平均・最短・最長・各回の記録をテキストでコピーし、結果リンクは、このセットの各回の記録をURLに入れてコピーします。リンクを開いた人は、その記録を見たうえで反応パッドを押して自分の記録を計ると、反応の目盛りで受け取った記録(◆)と比べられます。記録を消去は、確認のうえで、このツールに保存したすべての条件の記録を消します。ほかのツールの保存情報には触れません。

      限界

      • ひとつの視覚的な合図にひとつの入力で反応する、単純反応時間だけを計ります。複数の合図から選んで押す選択反応や、音に反応する記録とは、そのまま比べられません。
      • 記録にはブラウザ・画面・入力機器の遅延が混ざり、このツールはその遅延を別に計ったり引いたりしません。別の機器で計った記録との数 msの差を、能力の差とみなすのは難しいです。
      • 5〜10回は標本が少なく、同じ人でもセットごとに中央値が変わることがあります。1日の記録より、複数日の過去のセットをあわせて見てください。
      • 健康状態・認知機能・運転適性を判定する検査ではありません。睡眠研究のPVTは、10分間、2〜10秒の間隔で合図を出す別の検査です。
      • 実際の運転でブレーキを踏むまでには、危険に気づいて判断し、足を動かす時間が加わるため、この記録と同じ値ではありません。
      • 記録はこのブラウザにだけ残ります。サイトのデータを消去したり、別の端末で開いたりすると表示されません。

      基準日 出典は2026-10-21に確認しました。

      出典

      よくある質問

      反応速度テストの平均は何msですか?

      何で計ったかによって変わります。実験室の機器で計った大学生の光刺激への平均は約190 ms、18〜65歳の1,469人を較正したコンピューターで計った平均は231 ms(機器の遅延を引くと213 ms)、各自のコンピューターで計った Human Benchmark のウェブ記録の中央値は273 msです。自宅で計った記録は、同じ方法で計ったウェブ記録の中央値と比べるのが適切です。

      なぜ平均より中央値を大きく表示するのですか?

      一度ぼんやりして遅く押すと、平均は大きく増えますが、中央値はほとんど変わらないからです。たとえば200・240・260・280・520 msは、平均が300 msでも中央値は260 msです。このツールは中央値で自己ベストを決め、平均とばらつきもあわせて表示します。

      100 msより速く押すとなぜやり直しになるのですか?

      合図を見て反応したというより、合図が出るタイミングを予測して押したとみなすからです。陸上でもスタート情報システムが号砲のあと0.100秒未満の反応をフライングの可能性として知らせ、睡眠研究のPVTも100 ms未満を誤反応として数えます。こうした操作は「フライング」として数え、同じ回をやり直します。

      反応速度は鍛えられますか?

      ある程度は速くなり、記録もそろってきます。初めての課題は記録がばらつきますが、練習するうちに安定し、3週間の練習で視覚の反応時間が短くなったという研究もあります。ただし、この画面に慣れた効果の可能性があるため、ほかの場面まで速くなったとは言い切れません。

      スマートフォンのタッチで計ると、パソコンより遅くなるのはなぜですか?

      機器ごとに、画面が合図を表示して押した動作が伝わるまでの遅延が違い、指の動かし方も違うからです。Human Benchmark は、コンピューターが10〜50 msを加えることがあると説明しています。そのためこのツールは、マウス・タッチ・キーボードの記録と自己ベストを別々に残します。

      疲れていたり眠かったりすると、記録は遅くなりますか?

      遅くなることがあります。疲労のなかでも眠気が反応時間にもっとも大きく影響するとまとめられており、睡眠不足の実験では反応が全体に遅くなり、500 ms以上の見落としが増えました。ただし、このテストは5〜10回と短く、診断のための検査ではないので、あくまで目安として見てください。

      リフレッシュレートが高いモニターを使うと記録は良くなりますか?

      合図が画面に表示されるまでの待ちが減るため、少し短く出ることがあります。1回の更新間隔は、60 Hzで16.7 ms、144 Hzで6.9 msです。ただし、毎回その差が出るわけではないので、一定の値を引いて比べるのではなく、同じ機器の記録どうしで比べてください。

      記録はどこに保存され、どうすれば消せますか?

      セットを最後まで終えると、このブラウザにだけ保存され、サーバーには送りません。入力方法と回数の条件ごとに直近20セットと最高の中央値を残し、記録を消去を押すと、確認のうえでこのツールの記録をすべて消します。ブラウザのサイトデータを消去しても、記録は消えます。