残りページと読む曜日から読了日を出す読書計画計算機
上の入力欄に総ページ数と読んだページ、開始日と実際に本を開く曜日を入れると、下の結果欄に1日の目標ページ、読了予定日、累積グラフ、区間ごとのチェックポイントがすぐ表示されます。計算ボタンはなく、値を変えるたびに計画が再計算されます。
- 残りの分量
- — 総ページ数から読んだページを引いた値
- 読了予定日
- — 最後のページをめくる日
- 1日の読書時間
- — 1日の目標ページ × 1ページの所要時間
- 残りの総読書時間
- — 残りページをすべて読むのにかかる時間
| 時点 | 区間の目標 | 累積 | 日付 |
|---|
この計算機は残りページを実際に本を開く日へ均等に割り、1ページあたりの所要時間を掛けて読書時間を示します。1ページの所要時間は人によって違い、同じ人でも本によって変わります。最初はおおよそで入れ、数日読んでから実測値に置き換えると精度が上がります。読了予定日は計画した曜日を欠かさず守った場合の日付です。
すぐ使える形で。
- すぐ見える画面入力場所と結果の場所をはっきり分けます。
- 結果を先に大事な数字を先に出し、過程は必要な分だけ見せます。
- 求めるものを減らす登録や余計な入力なしで使えるようにします。
1日何ページ読めばこの本を読み終えられるのか
本を買って最初につまずくのは分量ではなく配分です。350ページの文庫本を1か月で読むと決めても、1日に何ページめくれば約束が守れるのかは頭の中では出てきません。そして多くの読書計画はここで崩れます。350を30で割った12ページは、毎日読む人にだけ当てはまる数字だからです。
このツールは割り算の前にまず尋ねます。あなたは週に何日、本を開きますか。月・水・金だけ開く人にとって30日は30回の機会ではなく13回の機会です。以下では、その13がどう出てくるのか、切り上げが最終日にどんな余裕を残すのか、1ページの所要時間をなぜ自分で測る必要があるのかを、実際の数字で説明します。
結論から言うと、1日の目標は残りページを実際の読書日数で割った値です
計算は2行で終わります。総ページ数から読んだページを引いて残りを出し、開始日から目標期間までのカレンダーで選んだ曜日が何回来るかを数えます。この2つを割って切り上げれば1日の目標ページです。下の表は画面に実際に出る値と同じ単位、同じ丸めで作った例です。
- 残りページ = 総ページ数 − 読んだページ
- 読書日数 = 開始日から目標期間内に選んだ曜日が来る回数
- 1日の目標 = 残りページ ÷ 読書日数、小数は切り上げ
- 読了予定日 = 開始日から数えて必要な読書日数だけ進んだ日
| 項目 | 値 | どこから出た値か |
|---|---|---|
| 残りページ | 310ページ | 350ページから読んだ40ページを引いた値 |
| 計画期間の読書日 | 13日 | 2026年9月3日から30日以内に月・水・金が来る回数 |
| 1日の目標 | 24ページ | 310 ÷ 13 = 23.8…を切り上げ |
| 読了予定日 | 2026年10月2日 | 9月3日から数えて13回目の読書日 |
| 1日の読書時間 | 48分 | 24ページ × 1ページ2分 |
| 残りの総読書時間 | 10時間20分 | 310ページ × 1ページ2分 = 620分 |
| 最終日の取り分 | 22ページ | 先の12日で288ページを読んだ残り |
値を入れる順番
総ページ数を1つ入れるだけで結果が出ます。残りの欄は空のままにすると薄い例示の数字がそのまま計算に使われ、値を入れた瞬間にその値へ切り替わります。計算ボタンがないので、数字を直すたびに結果欄とグラフ、チェックポイント表が一緒に更新されます。
- 奥付や最終ページの番号を見て総ページ数を入れます。
- 読みかけなら読んだページを入れます。新しい本なら空のままで構いません。
- 開始日は今日が入っています。来週から始めるならその日付に変えます。
- 1ページの所要時間は最初は空にしておき、数日読んでから実測値を入れます。
- 計画の立て方で、期間と1日の分量のうち自分が決めた方を選びます。
- 読む曜日から、実際には本を開かない曜日を消します。
期間を決めるときと1日の分量を決めるときでは問いが違います
2つの方式は同じ計算の向きを裏返しただけです。期間を決めれば「30日で終えるには1日何ページか」に答え、1日の分量を決めれば「1日20ページならいつ終わるか」に答えます。締切のある読書会や試験対策は前者、まず習慣を作りたい場合は後者が合います。
- 期間を決める — 目標期間を入れると1日の目標ページが決まります。
- 1日の分量を決める — 1日の目標ページを入れると読了予定日が決まります。
- 方式を切り替えると目標欄が空になり、ラベルと単位も一緒に変わります。
- どちらの方式でも読む曜日は同じように反映されます。
読む曜日を選ぶと計画が現実に近づきます
週3日しか読まない人にとって30日は13回の機会です。2026年9月3日の木曜に始めて月・水・金だけ読むと、30日の枠にその曜日が13回来ます。残り310ページを13で割ると1日24ページで、毎日読む前提の計画の11ページとは2倍以上違います。この差を無視した計画が3日で崩れる理由です。
- 曜日ボタンは市場ごとのカレンダー順に並びます。日本語画面は日曜始まりです。
- すべて有効な状態が初期値で、読まない曜日を消して使います。
- 1つも残さないと計画を立てられない旨の案内が出ます。
- 曜日を変えると1日の目標と読了予定日が同時に動きます。
1ページに何分かかるかは自分で測る必要があります
ページは本によって判型も活字の大きさも違うので、同じ「1ページ」ではありません。だからこのツールは国別の平均速度のような定数を埋め込まず、1ページの所要時間を直接入れてもらいます。測り方は簡単で、いつもの環境で10ページ読み、かかった時間を10で割るだけです。
- スマートフォンのタイマーを使い、いつもの姿勢・いつもの照明で10ページ読みます。
- かかった時間が22分なら1ページは2.2分です。小数第2位まで入力できます。
- 小説と専門書は別々に測ってください。同じ人でも2〜3倍違います。
- メモを取りながら読む習慣があるなら、その時間も含めて測ると計画が合います。
読書速度の研究はどこまで参考にできるか
公開されている読書速度の研究は、1分あたりの単語数か文字数で報告されます。Brysbaertが190件の研究・18,573人をまとめた2019年のメタ分析では、英語話者の黙読は非フィクションで238単語、フィクションで260単語、音読では183単語でした。複数言語を同条件で測ったIReSTの標準文では、17言語436人の音読平均が毎分184±29単語、863±234文字でした。問題は、これらがページではなく単語と文字で報告されている点です。
- 1ページに入る文字数は判型と活字の大きさで大きく変わります。文庫と単行本では別物です。
- 多くの研究は短い標準文を測るので、300ページを続けて読む状況とは異なります。
- 音読と黙読では速度が違い、IReSTの数値は声に出して読んだ値です。
- そのためこのツールは研究の数値を計算に入れず、本文の説明にだけ使っています。
切り上げが最終日に残す余裕
1日の目標は常に切り上げます。310ページを13日で割ると23.8ページですが、23ページで読むと最後に数ページ残って1日余計に必要になります。だから24ページに上げます。その代わり最終日は24ページを読み切る必要がありません。先の12日で288ページを読んでいるので、最終日の取り分は22ページです。チェックポイント表の最終行が前の行より小さいのはこのためです。
- 切り上げのため、計画は常に目標期間と同じかそれより早く終わります。
- 最終区間の残り分量は表の最終行で確認できます。
- 1日の分量を決める方式でも同じ規則が適用されます。
- 残りページが1日の目標より少なくなった日が読了日です。
チェックポイント表は区間の取り分と累積を並べて見せます
表は読書日の何回目かごとに1行ずつ区切ります。計画が短ければ読む日ごとに、長くなれば1週間単位やその倍数へ間隔を広げ、行数を12行以内に収めます。各行にはその区間で読むページ数、その時点の累積ページ数、そして実際のカレンダー日付が入ります。最終行は必ず読了時点です。
- 区間の目標 — 直前のチェックポイント以降に読むページ数
- 累積 — その時点までに読んだ総ページ数。最終行で総ページ数と一致します。
- 日付 — そのチェックポイントに当たる実際の読書日
- 表の上の説明に、読書日何回ごとに区切ったかが書かれています。
累積グラフの傾きが教えてくれること
グラフは開始時点の読んだページから出発し、読了予定日の総ページ数まで上がる線です。傾きが急なほど1日にめくるページが多いという意味で、曜日を消すと同じ高さをより少ない段で上がることになるので線が急になります。値を入れる前でも軸と格子は描かれているので、どの範囲を見ることになるかを先に把握できます。
- 縦軸は0から総ページ数まで、横軸は開始日から読了予定日までです。
- 左の点は読んだページ、右の点は読了時点です。
- グラフ右上の数字は計画期間の全日数です。
- 線が階段状に折れる位置がチェックポイントと一致します。
計画が遅れたときは立て直す方が早い
3日飛ばしたからといって、遅れた分を翌日にまとめて読む必要はありません。読んだページを実際の値に直し、開始日を今日に変えれば、残り期間に合わせた新しい1日の目標が出ます。遅れがどれだけ1日の取り分を押し上げるかが数字で見えると、期間を延ばすか曜日を足すかの判断がしやすくなります。
- 読んだページを実際の値に直します。目分量ではなく本を開いて確認します。
- 開始日を今日に変えます。過ぎた日は計画から外すのが正しい形です。
- 1日の目標が重すぎるなら目標期間を延ばしてみます。
- 期間を延ばせないなら読む曜日を1つ増やして1日の取り分を下げます。
この計算機が答えないこと
計算はページ数を均等に割るところまでです。実際の読書は均等ではありません。序盤が難しく後半で速くなる本もあれば、途中に図表と注が集中していて同じ1ページに3倍かかる本もあります。以下の状況では結果をそのまま信じるとずれます。
- 電子書籍 — 文字サイズでページ番号が変わるので、位置のパーセントかロケーションを基準にする方が安全です。
- 参考文献と索引が100ページを超える学術書 — 実際に読む本文の最終ページを総ページ数として入れてください。
- 問題演習のある教科書 — 解く時間が読む時間より長く、1ページの所要時間が意味を失います。
- 漫画と絵本 — ページごとの時間差が大きすぎて、ページ基準の計画が合いません。
- 複数冊の並行読み — このツールは1冊単位なので、本ごとに別々に計算する必要があります。
始める前の確認リスト
計画を立てたら、最初の1週間が過ぎる前に一度見直すとよいでしょう。以下を確認すれば、初週で崩れる原因のほとんどを先に取り除けます。
- 総ページ数は本文の最終ページ番号ですか。奥付や広告ページを含めると計画が水増しされます。
- 消した曜日は本当に読まない日ですか。願望で残すと初週で遅れます。
- 1ページの所要時間を実際に測りましたか。初期値のままで読書時間を信じるとずれます。
- 1日の読書時間は実際に確保できる時間ですか。48分と出ても1日20分しかないなら期間を延ばす必要があります。
- 読了予定日は締切より前ですか。後なら曜日を足すか目標を下げてください。
- 計画をコピーしましたか。次に開くとき同じ条件で入れ直しやすくなります。
根拠と基準日
このページの内容基準日は2026-09-03です。計算に使うのは残りページ数と計画期間内の読書日数だけで、下記の読書速度の研究は本文の説明の根拠であり計算には入りません。
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読書計画のよくある質問
計算ボタンがありませんが、いつ計算されますか
値を変えた瞬間に計算されます。総ページ数の欄に数字を入れると、結果欄、進捗、累積グラフ、チェックポイント表が一度に更新されます。曜日ボタンや計画の立て方を押したときも同じです。計算ボタンは押す動作が1つ増えるだけで結果を変えないため、外しました。
1ページに何分かかるか分からない場合はどうしますか
空のままで構いません。空欄は薄い例示の2分がそのまま計算に使われ、1日の読書時間と残りの総読書時間が出ます。ただしその値はあくまで出発点です。数日読んでから10ページにかかった時間を10で割り、実測値を入れると時間の指標がずっと合うようになります。
週末しか読みませんが計画は立てられますか
立てられます。曜日ボタンで土曜と日曜だけ有効にすると週2日で計算します。2026年9月3日から30日の枠を取ると土・日は8回来るので、残り310ページなら1日39ページになります。毎日読む前提の11ページと比べると3倍以上です。重すぎる場合は期間を延ばすか平日を1日足して1日の取り分を下げる方が現実的です。
1日の目標が毎回切り上げられますが損ではありませんか
損ではなく最終日の余裕として戻ってきます。310ページを13日で割ると23.8ページですが、23ページで読むと1日余計にかかります。24ページに上げれば12日で288ページを読み、最終日は22ページだけ残ります。チェックポイント表の最終行が前の行より小さいのがその余裕です。
電子書籍なので端末ごとにページ数が違います
電子書籍は文字サイズを変えるとページ番号が丸ごと変わるため、ページ基準の計画が揺れます。方法は2つあります。1つは文字サイズを固定してその状態の総ページ数を入れること、もう1つは紙の版のページ数を入れて電子書籍側では進捗パーセントで位置を合わせることです。後者は端末を変えても計画が保たれます。
読了予定日が入力した目標期間より前に出ます
正常です。1日の目標を切り上げるので、計画は目標期間と同じかそれより早く終わります。毎日読む設定で30日と残り310ページを入れると1日の目標は11ページになり、310を11で割った29日目に読み終わります。目標期間より1日早い計算です。余った日は遅れたときの予備として置いておけます。
読んだページを入れると何が変わりますか
3つが同時に動きます。残り分量が減って1日の目標が下がり、進捗が実際の値で表示され、累積グラフの出発点が0ではなく読んだページの高さから始まります。350ページのうち40ページを読んでいれば進捗は11%と表示され、残りの310ページだけが割り振られます。
複数の本を並行して読むときにも使えますか
1冊ずつ別々に計算してください。このツールは1冊の残りページを割る構造なので、2冊を合算するとどちらに何日を使うのか分かりません。代わりに各冊の1日の読書時間を別々に出して足すと、1日に実際に必要な総時間が見えます。その合計が確保できる時間を超えるなら、1冊は後回しにする方が現実的です。
オーディオブックや論文にも使えますか
オーディオブックには向きません。再生時間が最初から決まっているので、ページで割る理由がありません。論文には使えますが、1ページの所要時間をかなり大きく取る必要があります。数式や表を追いながら読むと1ページに7分以上かかることも珍しくないため、実際に1本読んで測った値を入れてください。
計画が3日遅れました。どう立て直しますか
遅れた分をまとめて読むのではなく、計画を作り直してください。読んだページを実際の値に直し、開始日を今日に変えれば、残り期間を前提とした新しい1日の目標が出ます。その値が重すぎるなら目標期間を延ばすか、読む曜日を1つ増やせば下がります。計画を守れなかった日より、計画を直さないことの方が読了を妨げます。