45分授業の6時間日課は、中休みと給食・昼休みを入れると15:05に終わります
8:45に1時間目を始め、授業45分、休み時間10分で組み、2時間目のあとに中休み20分、4時間目のあとに給食と昼休みで60分をとると、6時間目は14:20に始まって15:05に終わります。授業6回で270分、時限の間の休み5回で110分となり、最初の授業から最後の終了まで6時間20分です。休み時間をすべて10分にした場合は14:05に終わるので、長い休みを2回入れた分だけ60分遅くなります。
計算機の1日の帯は、最初の授業から最後の時限の終了までを1本の線に置き、授業は番号つきのブロック、休み時間はその間のすき間として描きます。すき間の幅は実際の分数に比例するため、給食と昼休みのような長い時間は広く開きます。標準の休み時間と違う値に変えた欄のすき間には、長さにかかわらず斜線が付きます。この端末の時刻が日程の範囲内にあれば、帯の上に「今」の針が立ち、進行中の時限のブロックは経過した分だけ塗られます。
時限の終了時刻を先に確かめたい場面
時間割は学期のはじめに配られますが、終了時刻を計算し直す日は意外に多くあります。次のような場面では、時限ごとの時刻を自分で並べてみると混乱を減らせます。
- 短縮授業や行事のある日: 授業を40分に縮めたり、途中に集会や行事が入ったりすると、あとの時限の時刻がすべてずれます。時限ごとに数分ずつ積み重なるため、最後の時限の終了がどれだけ変わるのかはすぐには分かりません。
- 下校後の予定を合わせるとき: 習い事や送迎、学童保育のお迎えは、最後の時限が終わる時刻を基準に組みます。曜日によって時限数が違う場合は、5時間の日と6時間の日で終了時刻を別々に知る必要があります。
- 日課表を作り直す教員: 中休みを10分短くする、給食を別の時限のあとに移すといった変更では、各時限の開始時刻をまとめて書き直すことになります。時刻表をコピーして文書に貼り付ければ、手で写すときの誤りを減らせます。
- いま何時間目かを知りたいとき: 時間割には「3時間目」としか書かれておらず、いまが何時間目でいつ終わるのかは計算が必要です。計算機は端末の時刻から、進行中の時限と残り時間を表示します。
計算のしかた
- 1時間目の開始を分に直します。 8:45は8 × 60 + 45 = 525分です。
- 時限ごとに授業の長さを足して終了を求めます。 1時間目の終了は525 + 45 = 570分、つまり9:30です。
- その時限のあとの休み時間を足して、次の時限の開始を求めます。 標準が10分なら、2時間目は9:40に始まります。中休みのように個別に変えた欄は、その値を使います。
- 最後の時限まで2と3を繰り返します。 最後の時限のあとには次の時限がないので、休み時間は足しません。
最後の時限の終了 = 最初の授業の開始 + 授業の長さ × 時限数 + (時限の間の休み時間の合計、時限数 − 1回分)
この式では、休み時間は合計だけが効きます。給食と昼休みの60分を3時間目のあとに置いても4時間目のあとに置いても、最後の時限の終了は同じで、変わるのは昼を挟む前後の時限の時刻だけです。逆に時限数が1つ増えると、授業1回分と休み時間1回分がいっしょに増えます。
学校種別の一単位時間と、終わる時刻
学校教育法施行規則の別表第一(小学校)の備考には「この表の授業時数の一単位時間は、四十五分とする」、別表第二(中学校)の備考には「五十分とする」と書かれています。一方、学習指導要領の総則は、各教科等の授業の1単位時間を、年間の授業時数を確保したうえで、児童生徒の発達の段階や教科・学習活動の特質を考慮して各学校が適切に定めるものとしています。そのため、45分・50分は標準となる長さで、実際の授業の長さや休み時間は学校の日課表が基準です。高等学校は授業時数ではなく単位で数え、学習指導要領総則は「1単位時間を50分とし、35単位時間の授業を1単位として計算することを標準とする」と定めています。次の表は、条件を同じにして授業の長さだけを変えたときに6時間目と7時間目が終わる時刻です。
| 学校種別(一単位時間) | 6時間目の終了 | 7時間目の終了 | 入れてみる |
|---|---|---|---|
| 小学校 45分 | 14:55 | 15:50 | 7時間目 |
| 中学校 50分 | 15:25 | 16:25 | 7時間目 |
| 高等学校 50分 | 15:25 | 16:25 | 7時間目 |
授業が5分長くなるごとに、6時間目は30分、7時間目は35分遅く終わります。中学校と高等学校の一単位時間はどちらも50分なので、同じ条件なら終了時刻は同じです。小学校の総則は、各教科等の授業を年間35週(第1学年は34週)以上にわたって行うよう計画するものとしています。ここでの表は仕組みを見るための例で、実際の開始時刻や時限数は学校ごとに異なります。
中休み・給食・昼休みなど、長い休み時間を入れる
時限ごとの時刻の行の右の欄は、その時限が終わって次の時限が始まるまでの休み時間です。はじめはすべて標準の休み時間に従い、ある欄に別の値を入れると、その間だけが変わります。入れる値は標準に足される分ではなく、そのすき間全体の長さです。変えた欄は太字で示され、標準と同じ数を入れるか欄を空にすると、標準に戻ります。
小学校では、2時間目のあとに20分ほどの中休み、4時間目のあとに給食と昼休みを置く日課がよく見られます。なお、施行規則の別表第一・第二の備考は、特別活動の授業時数に充てる学級活動から「学校給食に係るもの」を除くとしており、給食の時間は学級活動の授業時数には数えません。本稿で確認した範囲では、施行規則の別表や学習指導要領総則に中休みや昼休みの長さを定める記述はなく、学校が日課表で決めます。標準10分、2時間目のあと20分、4時間目のあと60分で6時間分を計算すると次のとおりです。
| 時限 | 開始 | 終了 | そのあとの休み時間 |
|---|---|---|---|
| 1時間目 | 8:45 | 9:30 | 10分 |
| 2時間目 | 9:40 | 10:25 | 20分 |
| 3時間目 | 10:45 | 11:30 | 10分 |
| 4時間目 | 11:40 | 12:25 | 60分 |
| 5時間目 | 13:25 | 14:10 | 10分 |
| 6時間目 | 14:20 | 15:05 | — |
授業は270分、休み時間は10分が3回と20分、60分を合わせて110分なので、最初の授業から6時間20分後の15:05に終わります。この条件を計算機に入れてみる
短縮授業・午前授業ではどれだけ早く終わるか
休み時間をそのままにして授業だけを短くすると、短くした分に時限数を掛けた時間だけ最後の時限が早く終わります。休み時間を短くする場合は、掛ける数は時限数ではなく休みの回数(時限数 − 1回)で、個別に値を決めた欄は含まれません。上の6時間日課(15:05終了)を基準に比べると次のとおりです。
| 変えた条件 | 早まる時間 | 6時間目の終了 |
|---|---|---|
| 授業 45分 → 40分 | 5分 × 6 = 30分 | 14:35 |
| 標準の休み時間 10分 → 5分(中休み・給食はそのまま) | 5分 × 3 = 15分 | 14:50 |
| 午前授業(4時間目まで、給食の前に下校) | — | 12:25 |
2行目では休みは5回ありますが、そのうち中休みと給食の2欄は個別に値を決めてあるため、標準に従う3回だけが短くなります。3行目は4時間目までで終わる日課の例で、最後の欄は6時間日課ではなく4時間目の終了を示します。また、小学校の学習指導要領総則には、10分から15分程度の短い時間を活用して特定の教科等の指導を行う場合に、責任をもって指導できる体制が整っていれば、その時間を年間授業時数に含められるという定めがあります。短い時間の授業を設ける学校では、その時間を1つの時限として入れて計算してください。短縮授業の連絡を受けたら、授業の長さの欄だけを変え、休み時間も変わったかどうかは連絡文で別に確かめてください。
「今」の欄の読み方
「今」の欄は、この端末の時計で、今日の日程のどのあたりにいるかを示します。授業中なら何時間目かとその時限が終わるまでの残り時間を、休み時間なら次の時限が始まるまでの残り時間を表示します。1時間目の前には開始までの残り時間を、最後の時限が終わったあとには今日の日程が終わったことを示す文を表示します。進行中の時限は時刻の行と帯のブロックがいっしょに強調され、経過した分だけ下の棒が伸びます。
計算は20秒ごとにやり直すので、画面を開いたままにしておくと残り時間が減っていきます。学校のチャイムや校内放送の時計とこの端末の時計に数分のずれがあれば、その分だけ食い違うことがあります。日付をまたぐ日課では、深夜0時以降の時刻を前日に始まった日課の続きとして扱います。
間違えやすい計算
- 休み時間を時限数の回数だけ足してしまう: 7時間なら休み時間は6回です。7回足すと最後の時限のあとの時間まで入れることになり、終了が休み1回分遅く出ます。
- 登校時刻や朝の会を1時間目の開始にしてしまう: 8:35に朝の会を始めて8:45に1時間目が始まるなら、最初の授業の開始には8:45を入れます。朝の会や朝読書は時限ではないので、計算に入れません。
- 給食・昼休みを標準の休み時間に足してしまう: 4時間目が12:25に終わり、5時間目が13:25に始まるなら、その間は60分です。欄に50を入れて標準の10分が足されると考えると、10分足りなくなります。
- 曜日で時限数が違うのに1つで計算してしまう: 月曜は5時間、火曜は6時間のように違う場合は、時限数だけ変えてそれぞれ確かめてください。給食や中休みの欄などほかの条件はそのまま残ります。
- 短縮授業で休み時間まで短くなると思い込む: 短縮授業は授業の長さを縮める形が多い一方、学校によっては休み時間も変わります。2つの欄を、連絡文のとおりに別々に合わせるのが正確です。
この計算の限界
- すべての時限の授業の長さが同じだと見なします。2時限を続ける場合はその間の休み時間を0分にすればよい一方、時限ごとに長さが違う日課は正確に表せません。
- 最後の時限のあとの帰りの会、清掃、部活動や放課後の活動は含めません。下校時刻は、最後の時限の終了に学校が決めた時間を足して確かめてください。
- 時限は12まで、最初の授業から最後の時限の終了までは24時間までを計算します。授業と休み時間は1分単位です。
- 「今」の欄はこの端末の時計と今日の日付だけを基準にし、休校日や曜日別の時間割は知りません。
- 45分・50分は施行規則・学習指導要領が示す標準で、各学校が定める日課表では変わることがあります。実際の時刻は在籍する学校が配った最新の日課表を優先してください。
- 入力した値はこのブラウザの中だけで計算し、サーバーには送りません。「リンクをコピー」を押したときだけ、条件がアドレスに入ります。
確認日: 2026年10月22日。学校教育法施行規則の別表第一・別表第二の備考は、e-Gov法令検索(令和8年4月1日施行の現行条文)で、学習指導要領の総則は文部科学省が掲載する小学校(平成29年告示)・高等学校(平成30年告示)の本文PDFで確認しました。本稿の日課の例は仕組みを示すための例で、公的な標準の日課ではありません。
出典
- 01e-Gov法令検索: 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)別表第一の備考(小学校の授業時数の一単位時間は45分)、別表第二の備考(中学校は50分)、特別活動の学級活動から学校給食に係るものを除くという備考
- 02文部科学省: 小学校学習指導要領(平成29年告示)第1章総則 第2の3(2): 授業は年間35週(第1学年は34週)以上、授業の1単位時間は各学校が適切に定めること、10分から15分程度の短い時間を活用する場合の扱い
- 03文部科学省: 高等学校学習指導要領(平成30年告示)第1章総則 第2款: 1単位時間を50分とし、35単位時間の授業を1単位として計算することを標準とする
- 04文部科学省: 教育課程の編成(学習指導要領解説ページ)1単位時間(小学校45分、中学校・高等学校50分)は各学校が適切に定めることができ、時間割を弾力的に編成できるという説明
よくある質問
8:45開始、授業45分、休み10分、2時間目のあと中休み20分、4時間目のあと給食と昼休み60分なら、6時間目は何時に終わりますか。
6時間目は14:20に始まり、15:05に終わります。授業6回で270分(4時間30分)、時限の間の休み5回で110分(10分3回、20分、60分)なので、最初の授業から6時間20分かかります。
6時間日課なのに、休み時間を足すのは5回だけなのはなぜですか。
休み時間は、ある時限が終わって次の時限が始まるまでのすき間なので、時限の間にだけあります。6時間なら1・2時間目の間から5・6時間目の間までの5回で、最後の時限のあとの帰りの会や清掃は終了時刻に足しません。
給食と昼休みの60分は、標準の10分に足されますか。
足されず、その欄の休み時間を60分に置き換えます。4時間目のあとの欄に60を入れると、4時間目の終了から5時間目の開始までが60分になり、標準の10分のときより最後の終了が50分遅くなります。
給食と昼休みを3時間目のあとに移すと、終わる時刻も変わりますか。
休み時間の合計が同じなら、最後の時限の終了は変わりません。8:45開始、45分授業、標準10分の6時間日課で60分の休みを3時間目のあとに置いても4時間目のあとに置いても14:55に終わり、変わるのは昼を挟む前後の時限の開始・終了時刻だけです。
小学校・中学校・高等学校の1時間の授業は何分ですか。
学校教育法施行規則の別表では、授業時数の一単位時間は小学校が45分、中学校が50分です。高等学校は学習指導要領総則が1単位時間を50分、35単位時間を1単位とするのを標準とします。ただし総則は、1単位時間を各学校が年間授業時数を確保したうえで適切に定めるともしているため、実際は学校の日課表に従います。
短縮授業で45分を40分に縮めると、どれだけ早く終わりますか。
休み時間を変えなければ、縮めた分に時限数を掛けた時間だけ早く終わります。6時間なら5分 × 6 = 30分で、中休みと給食を入れた例では15:05終了が14:35終了になります。
「今」の欄は何を基準にしていますか。
この端末の時計をもとに、今日の日程のどのあたりかを計算します。授業中ならその時限が終わるまで、休み時間なら次の時限が始まるまでの残り時間を表示します。学校のチャイムや放送の時計とは数分ずれることがあります。
2時限続けて行う授業も計算できますか。
2つの時限の間の休み時間の欄に0を入れてください。50分授業なら2時限が休みなく続いて100分の連続した授業になり、そのぶんあとの時限が早まります。