科目を選んでマスを押すだけで、週間時間割ができます
時間割作成ツールは、毎週くり返す授業や予定を曜日と時間に合わせて1枚にまとめるツールです。上の科目ブラシで科目を選んでから表のマスを押すとその科目で塗られ、押したまま隣のマスへドラッグすると複数のマスをまとめて塗れます。同じ科目のマスをもう一度押すと空になるので、学校で配られた時間割を写すときは、科目ごとにブラシを持ち替えながら1科目ずつ塗っていけば終わります。
小学校・中学校・高校の時間割は時限方式、大学の授業や習い事・ジムなど時刻が大事な予定は時刻方式で作ります。時限方式は、1限の開始時刻と授業・休み時間の長さから各時限が何時から何時までかを計算して表の左に書き込みます。時刻方式は、曜日の列を押すかドラッグして15分単位で予定を入れます。表の下の合計欄には曜日ごとのコマ数や授業時間が、週の合計には科目ごとの回数と時間が棒で積み上がります。
作り方の手順
- ひな形を選ぶ: 小学校・中学校・高校・大学・社会人から近いものを押します。例の科目が入った表が開きます。何もない状態から始めるときは「白紙」を押します。白紙はマスだけを空にして、科目の一覧と設定は残します。
- 方式と曜日を決める: 「時限」か「時刻」を選び、表に置く曜日を月–金・月–土・月–日から選びます。
- 時限の時刻を合わせる(時限方式): 「時限の時刻」を開き、1限の開始・授業・休み時間・時限数・昼休みの位置と長さを、自分の学校の時程に合わせて直します。1つの時限だけ違う場合は、下の時限ごとの表でその時限だけ直します。
- 科目を作って塗る: 「+ 科目」で科目を足し、名前・場所・メモ・色を入力します。そのあとブラシでマスを塗ります。キーボードでは矢印キーでマスを動かし、Enterで塗り、Deleteで空にします。
- 保存する: できあがった表はPNGかPDFで保存します。ほかの端末で続きを直したいときは「リンクをコピー」でアドレスを移します。
各時限の時刻はこう計算します
各時限の開始時刻は、前の時限が終わった時刻に休み時間を足した値です。昼休みの直後の時限だけは、休み時間のかわりに昼休みの長さを足します。式にすると次のとおりです。
n限の開始 = 1限の開始 + (n − 1) × (授業 + 休み時間) + (昼休みの直後なら 昼休み − 休み時間)
中学校のひな形のように、1限が8:50に始まり、授業50分、休み時間10分、4限の後に昼休み55分を置くと、各時限の時刻は下の表のとおりです。6限は、8:50に授業6回(300分)、休み時間4回(40分)、昼休み1回(55分)を足した15:25に終わります。
| 時限 | 開始 | 終了 | 直前の休み |
|---|---|---|---|
| 1限 | 08:50 | 09:40 | – |
| 2限 | 09:50 | 10:40 | 10分 |
| 3限 | 10:50 | 11:40 | 10分 |
| 4限 | 11:50 | 12:40 | 10分 |
| 5限 | 13:35 | 14:25 | 昼休み55分 |
| 6限 | 14:35 | 15:25 | 10分 |
規則だけで決めた時刻では、昼休みを置いた位置にだけ表に別の行ができ、昼休みの長さを0にすると昼休みなしになります。時限ごとの表で時刻を直した場合は、いちばん短い休み時間より長く、15分以上あいた所に行ができます。その空き時間が11:30〜13:30と重なれば「昼休み」、そうでなければ「休憩」と表示されます。小学校のひな形は時限ごとの時刻を使っているので、2限の後の20分の中休みは「休憩」、4限の後の給食と昼休みは「昼休み」の行になります。学校ごとに違う中休みや給食の長さは、時限ごとの表で直してください。朝の会や掃除の時間のために6限だけ遅く始まる場合も、6限の開始を直すだけです。開始を直すと授業の長さはそのままで時限ごと動き、終了を直すと終了だけが変わります。
学校種ごとの授業1コマの長さ
ひな形の授業時間は、法令などで示された1単位時間をもとにしています。学校教育法施行規則の別表は、授業時数を数える1単位時間を小学校45分、中学校50分と定めています。高等学校学習指導要領は、1単位時間を50分とし、35単位時間の授業を1単位として計算することを標準としています。ただし同じ学習指導要領は、各教科・科目等のそれぞれの授業の1単位時間を、生徒の実態や科目の特質を考えて各学校が適切に定めるとも書いています。実際の時程は学校の時間割が優先ですから、ひな形は出発点として使ってください。
| 学校種 | 授業の1単位時間 | 根拠 | ひな形の初期値 |
|---|---|---|---|
| 小学校 | 45分 | 学校教育法施行規則 別表第一 備考 | 8:45開始、授業45分、6限、2限の後に中休み20分、4限の後に昼休み75分(給食・昼休み) |
| 中学校 | 50分 | 学校教育法施行規則 別表第二 備考 | 8:50開始、休み時間10分、6限、4限の後に昼休み55分 |
| 高等学校 | 50分(標準) | 高等学校学習指導要領 総則 | 8:40開始、休み時間10分、6限、4限の後に昼休み50分 |
| 大学 | 大学が定める | 大学設置基準 第21条・第23条 | 90分を1限とする時限方式、9:00開始、5限、2限の後に昼休み50分 |
大学は、1コマの長さではなく単位の考え方で授業を定めています。大学設置基準第21条第2項は、1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容で構成することを標準とし、授業の方法に応じて、おおむね15時間から45時間までの範囲で大学が定める時間の授業を1単位として計算すると定めています。第23条は、各授業科目の授業を8週、10週、15週その他の大学が定める適切な期間を単位として行うとしています。1コマを90分とする大学が多いものの、これらの条文は1コマの長さを定めていないので、時限の区切りは大学ごとに違います。自分の大学の時限表を確認してから、1限の開始と授業の長さを直してください。
時限方式と時刻方式、どちらで作る?
| 比較 | 時限方式 | 時刻方式 |
|---|---|---|
| 向いている表 | 小・中・高校の時間割や、1限・2限と順番が決まっている大学の時間割 | 学習塾・習い事・ジム・仕事など、開始時刻がまちまちな予定 |
| 入れ方 | 科目ブラシでマスを押すかドラッグして塗る | 曜日の列の空きを押すと1時間、ドラッグすると好きな長さ(15分単位) |
| 時刻の直し方 | 時限の時刻の設定か、時限ごとの表で | 予定の上端・下端をドラッグするか、予定を押して開始・終了を1分単位で入力 |
| 合計欄 | 曜日ごとのコマ数と、最初の時限の開始〜最後の時限の終了 | 曜日ごとの授業時間と空き時間 |
方式はいつでも切り替えられます。時限方式から時刻方式にすると、マスはそれぞれの時限の時刻をそのまま持つ予定になります。時刻方式から時限方式にするときは、時限の長さと予定の長さのうち短いほうの半分以上と重なる時限に予定が入ります(50分の時限の中の20分の予定も入ります)。どの時限ともそれだけ重ならない予定は外れます。外れた予定があれば件数をお知らせし、元に戻すで切り替える前の状態に戻せます。
週の合計と合計欄の見方
週の合計は、科目ごとに1週間に入っているマスの数と時間を足して、多い順に表示します。時限方式では時限の数と時限の長さの合計を、時刻方式では予定の回数と実際の長さの合計を数えます。中学校のひな形の合計は下の表のとおりで、29コマをすべて足すと24時間10分です。
| 科目 | 週のコマ数 | 週の時間 |
|---|---|---|
| 国語 | 4 | 3時間20分 |
| 英語 | 4 | 3時間20分 |
| 理科 | 4 | 3時間20分 |
| 数学 | 3 | 2時間30分 |
| 社会 | 3 | 2時間30分 |
| 保健体育 | 3 | 2時間30分 |
| 技術・家庭 | 2 | 1時間40分 |
| 総合 | 2 | 1時間40分 |
| 音楽 | 1 | 50分 |
| 美術 | 1 | 50分 |
| 道徳 | 1 | 50分 |
| 学活 | 1 | 50分 |
科目は名前ではなく、科目ブラシ1本ずつで区別します。「数学」のブラシを2本作って塗ると、合計でも数学が2行に分かれるので、同じ科目は1本のブラシで塗ってください。逆に、同じ科目でも実験のように別に数えたいときは、「理科 実験」のようにブラシをもう1本作ります。曜日を減らして土・日を隠すと、その曜日のマスは消えずに、合計から外れるだけです。
大学の時間割: 空きコマと教室移動を見る
大学の授業は、90分を1コマとして1限・2限と数える時限方式がなじみます。ひな形の大学は、9:00に1限が始まり、休み時間10分、2限の後に昼休み50分、5限まであります。各時限の時刻は下の表のとおりで、6限以降がある大学は時限数を増やしてください。
| 時限 | 開始 | 終了 | 直前の休み |
|---|---|---|---|
| 1限 | 09:00 | 10:30 | – |
| 2限 | 10:40 | 12:10 | 10分 |
| 3限 | 13:00 | 14:30 | 昼休み50分 |
| 4限 | 14:40 | 16:10 | 10分 |
| 5限 | 16:20 | 17:50 | 10分 |
授業が入っていないコマが空きコマです。ひな形では、月曜と水曜は1限と3限だけなので2限が空きコマ、火曜と木曜は2限・4限・5限なので3限が空きコマになります。「時刻」に切り替えると、合計欄には曜日ごとの授業時間と、その日の最初の授業と最後の授業の間の空き時間が出ます。ひな形では、月曜と水曜が2時間30分(10:30〜13:00)、火曜と木曜が2時間40分(12:10〜14:40の2時間30分と、16:10〜16:20の10分)、金曜は3限と4限が続くので10分です。
表の上で重なっていなくても、移動が間に合わないことがあります。火曜の4限から5限は休み時間が10分しかないので、教室のある棟が離れていると間に合わない場合があります。同じ授業が月・水のように同じ時刻にくり返すときは、時刻方式で予定を押し、「同じ時刻に入れる曜日」で曜日を押せば、まとめて入ります。
保存・印刷・ほかの端末へ移す
- PNGで保存: スマホの壁紙やメッセージアプリで送るのに向いた画像ファイルです。A4横は1754 × 1240ピクセル、縦は1240 × 1754ピクセルで作られ、タイトル・サブタイトル・表・科目ごとの合計の凡例が入ります。
- PDFで保存: 同じ画像をA4 1枚に収めた文書です。紙に印刷したり、ファイルとして保管したりするときに使います。
- マスの見た目: 「塗りつぶし」はマス全体を色で塗り、「色の帯」は薄い地色の左端だけを濃い帯にしてインクを節約します。「白黒」は枠線だけで描くので、白黒プリンターでもはっきり読めます。
- リンクをコピー: 時間割全体をアドレスの # より後ろに入れます。# より後ろの部分は、ウェブアドレスの決まりでサーバーに送られず、ブラウザの中だけで読まれます。リンクで開いた時間割は、変更するまで保存しません。変更すると、このブラウザの時間割の場所に保存され、元の時間割は7日間保管されて、「元の時間割を開く」で取り戻せます。
- 自動保存: 直した内容はこのブラウザにすぐ保存されます。サイトデータを消したりプライベートウィンドウを閉じたりすると消えることがあるので、大切な時間割はファイルやリンクでも残してください。
よくある間違い
- 昼休みの位置が1つずれる: 昼休みが4限の後なのに5限の後にすると、5限からの時刻がすべてずれます。表の左にある5限の開始が学校の時程と同じか、最初に確認してください。
- 時限数を減らしてから戻す: 時限数を7から6に減らすと、7限のマスは消えます。間違えて減らしたときは、増やす前に元に戻すを押してください。
- 時刻方式で予定が重なる: 同じ曜日の同じ時刻には予定を1つしか入れられません。重なるとどの予定と重なるかを表示して、入れません。10:15に終わる授業の次の10:15に始まる授業は重なりになりません。
- 時刻方式から時限方式にしたら予定が減った: 放課後の塾のように時限の外にある予定は、時限方式では入る場所がなくて外れます。塾まで1枚の表に入れるなら、時刻方式で作ってください。
- 消しゴムを入れたまま塗った: 消しゴムが入っていると、押したマスが空になります。科目のチップを押すと、またブラシに戻ります。
できないこと
- 学校や大学の公式の時間割ではありません。授業の時刻や時限は、学校からの案内や履修登録の結果で確認してください。
- 毎週くり返す予定だけを扱います。特定の日の休講・補講・試験は入れられないので、カレンダーに別に書いてください。
- 時限方式は1マスに科目1つ、時刻方式は同じ時刻に予定1つだけです。重なる授業を比べる機能はありません。
- 科目は30個、マスと予定は合わせて240個まで入れられます。
- 時刻に合わせて通知を送る機能はありません。通知が必要な予定は、スマホのアラームやカレンダーにも入れてください。
- リンクはマスが多いほど長くなります。メッセージアプリによっては長いアドレスが途中で切れるので、PNG・PDFも一緒に保管してください。
確認基準日 学校教育法施行規則の別表第一・別表第二の備考、高等学校学習指導要領の総則、大学設置基準の第21条・第23条は、2026-10-22にe-Govと文部科学省の公開原文で確認しました。
出典
- 01e-Gov法令検索: 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)別表第一・別表第二備考「この表の授業時数の一単位時間は、四十五分とする。」(小学校)、「…五十分とする。」(中学校)
- 02文部科学省: 高等学校学習指導要領(文部科学省告示第68号)総則1単位時間を50分とし、35単位時間の授業を1単位として計算することを標準とする。授業の1単位時間は各学校が適切に定める
- 03e-Gov法令検索: 大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第21条・第23条1単位は45時間の学修を標準とし、授業はおおむね15〜45時間の範囲で大学が定める。授業は8週・10週・15週などを単位に行う
- 04RFC 3986: Uniform Resource Identifier, 3.5 Fragment# より後ろの断片はサーバーではなくブラウザが解釈する
- 05MDN: Window.localStorageブラウザに残る自動保存。プライベートウィンドウでは閉じると消える
よくある質問
学校で配られた時間割を、手早く写すにはどうすればいいですか?
科目ブラシで科目を1つ選び、その科目が入っているマスを順に押します。押したまま隣のマスへドラッグすると複数のマスが一度に塗れ、同じ科目のマスをもう一度押すと空になります。国語を塗り終えたら数学のブラシに持ち替える、というように科目ごとに1回ずつ塗れば終わります。キーボードでは矢印キーでマスを動かし、Enterで塗れます。
各時限が何時から何時までかを、表に書き込めますか?
時限方式で「時限の時刻」の行に、1限の開始・授業の長さ・休み時間・時限数・昼休みの位置と長さを入れると、時限ごとの時刻が計算されて表の左に書かれます。例えば8:50開始、授業50分、休み時間10分、4限の後に昼休み55分なら、5限は13:35から14:25です。昼休みの位置には、昼休みや休憩の行ができます。1つの時限だけ違うときは、時限ごとの表でその時限だけ直せます。
大学の10:40〜12:10のような授業は、どう入れますか?
大学ひな形は90分を1限とする時限方式なので、1限9:00〜10:30、2限10:40〜12:10のように、ブラシで時限のマスを塗ります。大学の時程が違うときは、1限の開始と授業の長さを直してください。90分に合わない授業は時刻方式にして、曜日の列をドラッグすると15分単位で入ります。10:40〜12:10のように15分単位でない時刻は、予定を押して開始と終了の欄で1分単位に直してください。
同じ時間に授業を2つ入れられますか?
入れられません。時限方式は1マスに科目1つで、別の科目のブラシで押すとその科目に変わります。時刻方式は同じ曜日の同じ時刻に予定1つだけで、重なるように入れたり動かしたりすると、どの予定と重なるかを知らせて変えません。10:15に終わる授業の次に10:15から始まる授業は、重なりません。ドラッグで新しく作るときは空いている時間の中だけに入り、空きがなければその旨を知らせます。
空きコマの時間はどう計算されますか?
時刻方式で、曜日ごとに最初の予定と最後の予定の間にある空き時間をすべて足した値です。例えば火曜に12:10〜14:40と16:10〜16:20があいていれば、空きは2時間40分です。時限方式で作った大学の時間割も、時刻方式に切り替えると同じように計算されます。週の合計の下の「ひと目で」には、最長の空き時間・最も早い開始・最も遅い終了・予定のない曜日が出ます。
スマホとパソコンで同じ時間割を続けて直せますか?
「リンクをコピー」を押すと時間割全体を入れたアドレスがコピーされ、別の端末で開けば同じ時間割が開きます。時間割はアドレスの # より後ろに入るので、サーバーには送られません。リンクで開いた時間割は直すまで保存されません。直すとこのブラウザの時間割の場所に保存され、元の時間割は7日間保管されて、「元の時間割を開く」で取り戻せます。
白黒プリンターで印刷しても読めますか?
マスの見た目を「白黒」にすると、枠線だけでマスを描き、科目名を太字にするので、白黒でもはっきり読めます。「色の帯」は薄い地色の左端だけを色にするので、インクを節約できます。曜日が6〜7個あるときや時限が多いときはA4横、掲示板に縦に貼る表はA4縦で保存してください。
入れられる科目や予定の数に上限はありますか?
科目は30個、マスと予定は合わせて240個までです。週5日で7時限の時限方式なら35マスなので、ふつうの時間割で足りなくなることはありません。時刻方式の表示時間は、予定がはみ出すと1時間単位で自動的に広がります。上限に達すると、その数を画面でお知らせします。