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野球WAR計算ツール

WARは、その選手の代わりに代替可能選手が出場した場合と比べて、チームに何勝多くもたらしたかを表します。2026年の大谷翔平(ドジャース)は、打者として3.7、投手として85⅔回で2.8、合計6.5です。記録を入れると、打撃・走塁・ポジション・代替可能選手の基準がそれぞれ何点なのかを、得点の内訳で確認できます。

最終更新 2026-10-23計算はブラウザ内だけで処理
区分

WAR

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RAR
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WAA
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—

FanGraphsの目安
  1. 0〜1 代替レベル
  2. 1〜2 役割選手
  3. 2〜3 レギュラー級
  4. 3〜4 好レギュラー
  5. 4〜5 オールスター級
  6. 5〜6 スーパースター級
  7. 6+ MVP級
打撃成績
走塁・守備・球場・ポジション
打撃
球場
走塁
守備
ポジション
リーグ補正
代替可能選手
合計(RAR)
同じ成績で、ポジションだけ変えると守備イニングとDH出場試合をすべてそのポジションで出場したものとして、ポジション補正だけを入れ替えます。守備点はそのままです。
  1. 捕手
  2. 遊撃
  3. 二塁
  4. 中堅
  5. 三塁
  6. 右翼
  7. 左翼
  8. 一塁
  9. DH

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WARは「代替可能選手より何勝多く稼いだか」を表します

WAR(Wins Above Replacement、代替可能選手比の勝利貢献)は、その選手の代わりに、最低年俸ですぐ連れてこられる選手(代替可能選手)が出場した場合と比べて、チームに何勝多くもたらしたかを1つの数字で表します。野手は、打撃・走塁・守備の得点にポジション補正、リーグ補正、代替可能選手の基準得点を足し、その合計をそのシーズンの1勝にあたる得点で割ります。投手は、FIPを失点の目盛りに直してリーグ平均と比べ、代替レベルを足します。この計算機は、FanGraphsが公開している式(fWAR)を、MLB・KBOの2026年・2025年のリーグ値で計算します。

例として2026年の大谷翔平(ドジャース)を入れてみます。打者としてはDH 134試合・618打席で、打撃+30.2、走塁+0.1、ポジション−14.5、リーグ補正+1.7、代替可能選手の基準+18.8となり、代替可能選手より36.3点多く得点を生み出してWAR 3.7です。投手としては85⅔回でWAR 2.8。2つは「代替可能選手より何勝多いか」という同じ単位なので、足して6.5になります。守備点は公開された値がないため、リーグ平均(0)にした値です。

WARを見る理由

打率・本塁打・防御率は、プレーの一部しか映しません。WARは役割の違う選手を同じ単位(勝)に直すので、次のような疑問に答えるときに役立ちます。

  • ポジションが違う2人のうち、どちらがより貢献したのか: 2026年のガブリエル・モレノ(Dバックス)はwOBA .380で、捕手として886回を守り、ポジション補正だけで+4.9点を得ます。WARは5.1。同じ成績を一塁手として入力すると3.6まで下がります。
  • たくさん出場したこと自体にも価値があるのか: 代替可能選手の基準得点は打席数に比例します。2026年のMLBでは600打席ごとに18.3点(1.86勝)が加わります。リーグ平均並みに打つ二塁手が600打席・1,150イニング出場すると、(0 + 1.97 + 1.69 + 18.26) ÷ 9.822でWAR 2.2です。故障で半分しか出られなかった年は、その分小さくなります。
  • 打者と投手を同じ物差しに載せられるか: 2026年の大谷翔平は、打者として3.7、投手として85⅔回で2.8、合わせて6.5です。どちらも「代替可能選手より何勝多いか」で測るので、足し算ができます。
  • 年俸に見合っているのか: FanGraphsは、2025〜26年オフのMLBフリーエージェント(FA)市場で、球団が予想WAR 1勝あたり平均1,123万ドル(FA 89人)を支払ったと分析しました。予想2WAR以上の19人では1勝あたり1,284万ドルです。WARは、選手の価値を金額で考える出発点にも使われます。

使い方

  1. 上で野手か投手を選び、記録が出たリーグとシーズン(MLB・KBOの2026年・2025年)を選びます。例のボタンを押すと、2026年の実際の記録が入力されます。
  2. 野手は、打席・打数・安打・二塁打・三塁打・本塁打・四球・故意四球・死球・犠飛を入れます。四球の欄には、故意四球を含む四球の合計を入れてください。
  3. 盗塁・盗塁死、守備のポジションとイニング(2つのポジションまで)、DH出場試合を入れます。イニングは1153 1/3や1153.1のように入れられ、.1は1/3回です。守備点(UZR・DRS・OAAのどれか1つ)とその他の走塁点が分かれば、あわせて入れます。
  4. 投手は、投球回・登板数・先発数・奪三振・与四球・与死球・被本塁打を入れます。失点を入れると、失点基準のWAR(RA9-WAR)もあわせて見られます。
  5. 得点の内訳で項目ごとに何点が加わったか、下の欄でポジションだけを変えるとWARがどう変わるかを確認します。「リンクをコピー」を使うと、同じ計算をあとで開き直せます。

野手のWARの計算方法

FanGraphsの野手WARの式はWAR = (打撃 + 走塁 + 守備 + ポジション補正 + リーグ補正 + 代替可能選手の基準) ÷ 1勝の得点です。最初の3項目はリーグ平均の選手と比べた得点で、ポジション補正が守備位置の難しさをならし、代替可能選手の基準が比べる相手を平均から代替可能選手へ下げます。2026年のピート・クロウ=アームストロング(カブス)の記録(726打席、中堅1,370回 + DH 4試合)で項目を分解すると、次のようになります。

項目計算クロウ=アームストロング 2026
打撃(wRAA)(wOBA − リーグwOBA) ÷ wOBA目盛り × 打席 = (.3995 − .3160) ÷ 1.2380 × 726+49.0
球場補正リーグの1打席あたり得点 × (1 − 球場指数 ÷ 100) × 打席0.0(指数100)
走塁(wSB + その他)盗塁 × 0.2 + 盗塁死 × (−0.412) − リーグの機会あたり盗塁得点 × (単打 + 四球 + 死球 − 故意四球)+4.3
守備UZR・DRS・OAAなどの守備得点(ポジション平均 = 0)0.0(不明)
ポジション補正ポジションの値 × イニング ÷ 1,458 = 中堅 +2.5 × 1,370 ÷ 1,458 + DH −17.5 × (4 × 9) ÷ 1,458+1.9
リーグ補正打席 × .0028(リーグ全体のポジション補正の合計を0にそろえる分)+2.0
代替可能選手の基準570 × (リーグ試合数 ÷ 2,430) × 1勝の得点 ÷ リーグ打席 × 打席 = .0304 × 726+22.1
合計(RAR) ÷ 1勝79.3 ÷ 9.82WAR 8.1

盗塁死の得点価値は「−(2 × リーグの1アウトあたり得点 + 0.075)」で、毎年変わります。2026年はMLBが−0.412、KBOが−0.456です。1勝の得点は「9 × リーグの1イニングあたり得点 × 1.5 + 3」で求めます。2026年のMLBのリーグ合計で計算すると、FanGraphsが公開している9.822と同じ値になります。

投手のWARの計算方法

FanGraphsは、投手のWARに防御率ではなくFIPを使います。FIPは本塁打・四球・死球・三振だけで計算するため、守備や運の影響を受けにくい指標です。2026年のジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ、174⅔回・30登板すべて先発)で手順を追うと、次のとおりです。

  1. FIP = (13 × 被本塁打 + 3 × (与四球 + 与死球) − 2 × 奪三振) ÷ 投球回 + リーグ定数 = (13 × 14 + 3 × (44 + 9) − 2 × 252) ÷ 174⅔ + 3.100 = 2.17
  2. 失点の目盛り(FIPR9) = FIP + (リーグの9回あたり失点 − リーグ防御率) = 2.17 + (4.55 − 4.17) = 2.54。自責点にならない失点まで、失点の単位にそろえる段階です。
  3. 投手ごとの1勝の得点(dRPW) = (((18 − 1試合あたりの投球回) × リーグRA9 + 1試合あたりの投球回 × 投手の失点目盛り) ÷ 18 + 2) × 1.5 = 8.85点。よく抑える投手は、自分が投げた試合の得点環境を下げるので、リーグの値(9.82点)より小さくなります。
  4. 平均との差(WAA) = (リーグRA9 4.55 − 2.54) ÷ 8.85 × 174⅔ ÷ 9 = +4.4勝
  5. 代替レベルは、9回あたり先発0.12勝、救援0.03勝を、先発の割合で混ぜます。ミジオロウスキーは先発のみなので、0.12 × 174⅔ ÷ 9 = +2.3勝(正確には2.329)です。
  6. 足すとWAR 6.7です。得点で見ると、代替可能選手より59.5点少ない失点に抑えた計算になります。

FanGraphsはここにさらに2つの補正を加えます。救援投手には、登板場面の緊迫度(gmLI)を使って(1 + gmLI) ÷ 2を掛け、リーグ全体の投手WARが430勝になるよう1イニングあたり−0.0007〜−0.0012勝を足します。この2つはリーグ全体のデータがないと決められないため、この計算機には入れていません。先発投手なら、180イニング換算で0.1〜0.2勝ほど大きく出ることがあります。

リーグ・シーズンで変わる値(MLB・KBO、2025・2026年)

同じ成績でも、どのリーグのどのシーズンかによってWARは変わります。得点が多いリーグほど1勝に必要な得点が大きくなり、リーグ平均のwOBAが高いほど、同じ打撃の平均比の得点は小さくなるためです。この計算機が使う値は次のとおりです。

基準リーグwOBA1勝の得点1打席あたり得点代替可能選手の基準(600打席)リーグ補正(600打席)9回あたり失点防御率FIP定数
KBO 2026.34610.72.12919.2点(1.79勝)+1.65.154.663.553
KBO 2025.33810.20.12218.5点(1.81勝)+1.64.804.313.430
MLB 2026.3169.82.11818.3点(1.86勝)+1.74.554.173.100
MLB 2025.3139.77.11818.3点(1.87勝)+1.74.524.153.135

MLBの値は、FanGraphs Guts!の表にあるシーズン定数と、MLB 30球団の合計から計算しました。KBOの値は、KBO公式記録の10球団の合計(720試合)にFanGraphsの式をそのまま当てはめたものです。KBOにはwOBAの重みが公開されていないため、同じ年のMLBの重みを、KBOリーグの出塁率に合わせて伸ばして使っています(2026年は1.042倍、2025年は1.059倍)。代替可能選手の基準は、「リーグ全体の1,000勝のうち57%を野手に割り振る」というFanGraphsの約束事を、試合数に比例させてKBOにも当てはめています。

ポジション補正: 同じ打撃でも捕手・遊撃手が高くなる理由

守備点は同じポジションの平均と比べた値なので、平均的な遊撃手も平均的な一塁手も、どちらも0点です。しかし遊撃手を平均並みにこなすほうがずっと難しいため、FanGraphsは162試合(守備1,458イニング)ごとに、次の値を加減します。

ポジション162試合の値1,150イニング(レギュラーの目安)クロウ=アームストロングの記録をこのポジション1,370回で入力すると
捕手+12.5+9.9WAR 9.1
遊撃手+7.5+5.9WAR 8.6
二塁手・三塁手・中堅手+2.5+2.0WAR 8.1
左翼手・右翼手−7.5−5.9WAR 7.1
一塁手−12.5−9.9WAR 6.7
指名打者(DH)−17.5−13.8WAR 6.2

DHは守備をしないので、いちばん大きく引かれます。2026年のヨルダン・アルバレス(アストロズ)は、打撃+62.9点でクロウ=アームストロング(+49.0)をはるかに上回りましたが、DH 134試合と左翼194イニングでポジション補正が−15.5点になり、WARは7.1と、クロウ=アームストロング(中堅、8.1)より低くなります。複数のポジションを守った選手は、ポジションごとにイニングを分けて入れてください。DHは、試合数 × 9イニングで計算します。

FIP基準と失点基準が分かれるとき

FanGraphsのWARはFIPを使いますが、実際の失点で同じ計算をした失点基準のWAR(RA9-WAR)もあわせて公開しています。Baseball-Referenceは失点を使い、チーム守備を別に補正します。2つの値が大きく違うなら、その差に守備・運・打球の抑え方が混ざっているということです。

投手(2026)投球回防御率FIPFIP基準のWAR失点基準のWAR
クァク・ビン(斗山)1612.242.815.57.2
ウォン・テイン(サムスン)145⅓4.523.354.02.7
ジェイコブ・ミジオロウスキー(ブルワーズ)174⅔1.802.176.77.5

ウォン・テインは、防御率4.52では平凡に見えますが、四球と本塁打が少なく三振を取れているので、FIPは3.35です。FIP基準では4.0勝、実際の失点基準では2.7勝で、1.3勝の開きが出ます。FanGraphsは、インプレーの打球の結果に投手がどれだけ責任を持つのか、まだ正確には分かっていないと述べ、一方の値でもう一方を補って読めるよう、2つの値をどちらも公開しています。

WARの目安

FanGraphsは、野手と先発投手の1シーズンのWARを、次のように見積もっています。フルシーズン出場する平均的な野手と平均的な先発投手が2前後で、救援投手は1を超えれば非常に良いシーズンです。FanGraphs自身も、WARは小数点以下まで正確な値ではないと述べています。6.4と6.1のように近い値は、同じレベルと読むのが安全です。

WARFanGraphsの区分この計算機の表示2026年の例(この計算機の値)
0〜1Scrub代替レベル
1〜2Role Player役割選手
2〜3Solid Starterレギュラー級大谷(投手)2.8(85⅔回)
3〜4Good Player好レギュラーホ・インソ 3.0、大谷(打者)3.7
4〜5All-Starオールスター級パク・ソンハン 4.9、ウォン・テイン 4.0
5〜6Superstarスーパースター級モレノ 5.1、クァク・ビン 5.5
6以上MVPMVP級ミジオロウスキー 6.7、キム・ドヨン 7.1、アルバレス 7.1、クロウ=アームストロング 8.1

KBOは1シーズンが144試合で、MLB(162試合)より短いため、同じ実力でもWARの合計はやや小さくなります。この目安表はMLBのシーズンを前提に作られたものなので、KBOの値には大まかな目盛りとして使ってください。

fWAR・bWARなどサイトによってWARが違う理由

FanGraphs(fWAR)とBaseball-Reference(bWAR)は、代替レベルを同じにそろえています(リーグ全体で1,000勝、勝率.294のチームが基準)。それでも値が違うのは、使う材料が違うからです。

  • 投手: FanGraphsはFIP(内野フライを三振と同じに数えます)を使い、Baseball-Referenceは実際の失点にチーム守備の補正を加えて使います。
  • 守備: どの守備指標(UZR・DRS・OAAなど)を使うかによって、同じ選手の守備点が数点ずつ変わります。
  • 1勝の得点: FanGraphsは野手にリーグ全体の値を使い、Baseball-Referenceは選手とチームの得点環境でピタゴラス計算をします。
  • 日本の集計サイト: 日本の集計サイトも、それぞれ独自の方式でWARを出しています。同じ選手でも、サイトによってWARが違うことがあります。

この計算機はFanGraphsの式にそのまま従っているので、比べるときは同じ方式の値どうしで比べてください。

間違えやすい点

  • 代替可能選手の基準を忘れる: 平均比の得点だけを足して1勝の得点で割ると、WARではなくWAA(平均比の勝)になります。クロウ=アームストロングの2026年の記録なら、8.1が5.8に下がります。
  • DRSとUZRを足す: 2つは同じ守備を別の方法で測った値なので、足すと二重に数えることになります。どちらか1つだけ入れてください。
  • DHの補正を忘れる: DHには162試合で−17.5点がつきます。この欄が空だと、DHのWARが1.5勝以上大きくなることがあります。
  • 投球回の表記を小数と読む: 145.1回は、145.1ではなく145⅓回です。この計算機は、.1と.2を3分の1と3分の2として読みます。
  • 四球から故意四球を先に引いて入れる: 四球の欄には、故意四球を含む四球の合計を入れます。wOBAからは、計算機が故意四球を自動で除きます。
  • KBOの記録にMLBの値を使う: 1勝の得点(10.72対9.82)とリーグwOBA(.346対.316)が違うため、結果が大きく変わります。記録が出たリーグとシーズンを選んでください。

限界

  • NPB(日本プロ野球)のリーグ値は、まだ入っていません。この計算機で選べるのは、MLBとKBOの2025年・2026年だけです。NPBの選手の記録は、リーグ平均wOBA・1勝の得点・FIP定数などが別なので、MLBやKBOの値を当てはめても、NPBの環境に合ったWARにはなりません。
  • 守備点とその他の走塁点(UBR・併殺回避)は、公開された記録だけでは計算できないため、自分で入れる必要があります。空にすると、リーグ平均(0)で計算します。
  • FanGraphsの打撃得点にあるアメリカン・ナショナルの区別の項は入れていません。球場補正は、自分で入れた球場指数だけで行います。
  • 投手のFIPには内野フライを入れておらず(FanGraphsは三振と同じに数えます)、救援投手のレバレッジ倍率とリーグ全体の投手補正も入れていません。抑え投手はFanGraphsの値より小さく、リーグ補正だけを考えると先発投手は0.1〜0.2勝大きく出ます。
  • KBOの重みと代替レベルは、MLBの値をKBOのリーグ合計に合わせて伸ばしたもので、KBO独自の得点期待値の表から作った値ではありません。
  • 例の選手の守備点は0にしています。KBO公式記録にはDH出場試合が別に載っていないため、KBOの例は守備イニングだけを入れました。
  • FanGraphsの選手成績の画面は、人間確認の段階のため今回は値を取得できず、例の値をFanGraphsの表示値と照合していません。式とリーグ定数は、FanGraphsの原文とGuts!の表で確認しました。
  • リーグ値は、2025年・2026年のレギュラーシーズン最終合計です。シーズンが終わっていない年や、NPBなどほかのリーグは、まだ入れていません。

基準日 2026-10-23。式と定数は、この日にFanGraphs LibraryとGuts!の原文、およびBaseball-Referenceの解説で確認しました。リーグ合計と例の選手の記録は、同じ日にKBO公式記録とMLB Stats APIの2025・2026年レギュラーシーズン最終記録から計算しました。

出典

よくある質問

WARとは何ですか?

Wins Above Replacementの略で、最低年俸ですぐ連れてこられる代替可能選手が出場した場合と比べて、チームに何勝多くもたらしたかを表します。打撃・走塁・守備・投球をすべて勝の単位に直すので、ポジションが違う選手どうしでも比べられます。

WARの算出方法は?

FanGraphsの野手WARは、(打撃 + 走塁 + 守備 + ポジション補正 + リーグ補正 + 代替可能選手の基準) ÷ 1勝の得点です。投手はFIPを失点の目盛りに直し、リーグ平均との差を投手ごとの1勝の得点で割り、9回あたりの代替レベル(先発0.12勝、救援0.03勝)を足して、投球回 ÷ 9を掛けます。

WARの目安(平均)はどれくらいですか?

FanGraphsは、フルシーズン出場する平均的な野手と平均的な先発投手を2前後、控え選手を0〜1とします。救援投手は1を超えれば非常に良いシーズンです。この計算機で、2026年のMLBでリーグ平均並みに打つ二塁手が600打席・1,150イニング出場したと入れると2.2になります。

1WARは年俸でいくらですか?

FanGraphsが2025〜26年オフのMLBフリーエージェント89人を分析したところ、球団は予想WAR 1勝あたり平均1,123万ドルを支払い、予想2WAR以上の19人では1勝あたり1,284万ドルでした。2023〜2025年の平均は1,034万〜1,208万ドルです。日本のプロ野球に、このように公開された基準はありません。

WARはマイナスになりますか?

なります。代替可能選手より貢献が少なかったという意味です。打撃も守備も大きく不足する選手が多く出場すると、マイナスになります。FanGraphsのWARの解説記事は、2002年のカンザスシティのニーフィ・ペレスの−3.1を、低い値の例として挙げています。

fWARとbWARは、なぜ違うのですか?

FanGraphs(fWAR)とBaseball-Reference(bWAR)は代替レベルを同じにそろえていますが、投手をFIPで見るか失点で見るか、どの守備指標を使うかが違います。日本の集計サイトも、それぞれ独自の方式で計算しています。この計算機はFanGraphsの式に従うので、同じ方式の値どうしで比べてください。

同じ打撃なのに、捕手や遊撃手のWARが高く出るのはなぜですか?

ポジション補正のためです。FanGraphsは162試合(守備1,458イニング)ごとに、捕手に+12.5点、遊撃手に+7.5点、二塁手・三塁手・中堅手に+2.5点、左翼手・右翼手に−7.5点、一塁手に−12.5点、DHに−17.5点を加減します。2026年のクロウ=アームストロングの記録を捕手1,370回で入れると9.1、一塁手で入れると6.7になります。

守備指標が分からないときは、どうすればよいですか?

空にすると、そのポジションの平均(0点)で計算します。分かる場合は、UZR・DRS・OAAなどの守備得点のうち1つだけを入れてください。2つを足すと同じ守備を二重に数えることになります。守備点の大きい選手ほど、WARの不確かさも大きくなります。