被安打150・与四球50・165.1回なら WHIP は 1.21 です
WHIP は、投手が1イニングあたりに出した走者の数です。MLB 公式の用語集は「与四球と被安打の合計を投球回で割った値」と定めています。野球の記録で投球回の小数点以下に出てくる .1 と .2 は小数ではなく、そのイニングで取ったアウトが1個か2個かを表します。そのため 165.1回は165⅓回、アウトに直すと496個です。アウト数で書けば式は (被安打 + 与四球) × 3 ÷ アウト数 になり、被安打150・与四球50なら 200 × 3 ÷ 496 = 1.21 となります。
1.21 は、2026年のNPBレギュラーシーズン平均 1.22 より 0.01 低い値です。ただし規定投球回に達したNPBの投手22人のうち19人は、これより低い WHIP でした。リーグ平均には、走者を出しやすい救援投手や登板の少ない投手も含まれているためです。上の計算機は両方の基準を並べて表示し、走者がヒットで出たのか四球で出たのかも分けて示します。棒グラフの濃い部分が被安打分、薄い部分が与四球分です。出塁マップには、選んだリーグの2026年の規定投球回の投手が、9回あたり与四球(横軸)と被安打(縦軸)の位置に1人ずつ点で表示されます。
この例では、9回あたり被安打が 8.17 とNPB平均の 8.10 をわずかに上回る一方、与四球は 2.72 でNPB平均の 2.85 より少なくなっています。WHIP が平均に近くても、中身は平均とは少し違う形です。
WHIP を見る理由
失点を減らすには、まず走者を減らす必要があります。FanGraphs は WHIP を「この投手は1イニングにおよそ何人の走者を出すか」に答える指標と説明しています。防御率は、失策1つや走者が出た順序によって大きく動くことがありますが、WHIP は被安打と与四球という個々の出来事を数えるだけなので、その影響を受けにくい指標です。計算も簡単で、試合の記録表があればすぐに求められます。次のような場面でよく使われます。
- 先発投手の比較: 防御率が近い2人でも、WHIP が低いほうは走者を背負う場面が少ないといえます。走者が少なければ球数もかさみにくくなります。
- ファンタジー野球: WHIP は、ロティサリー形式のファンタジー野球を考案した作家 Daniel Okrent が1979年に "innings pitched ratio" の名で最初に使った指標です。計算が簡単なため、ファンタジーリーグで先に広まりました。
- 中継や記事を読むとき: 記録サイトに出ている WHIP 1.05 がリーグでどの位置にあるのかを、すぐに見当づけられます。
- 投手のタイプを知る: WHIP が同じでも、ヒットを打たれやすい投手と四球が多い投手は別のタイプです。出塁マップ上で同じ斜線に乗る点が、その違いを示します。
使い方
- 比較するリーグを選びます。 NPB・MLB・KBO のどれかを押すと、棒グラフのリーグ平均、規定投球回の中央値、出塁マップの点が、そのリーグの2026年レギュラーシーズンの記録に切り替わります。
- 投球回を記録表のとおりに入力します。 6.1、6.2、165.1 のように入力してください。複数試合を合算するなら 6.2+7+5.1 のように + でつなぎ、被安打と与四球の欄にも 5+3+7 のように同じ順序で入力します。
- 被安打と与四球を入力します。 与四球(BB)には敬遠がすでに含まれています。死球は入れません。
- 結果を読みます。 大きな数字の下の「被安打 + 与四球」は、WHIP を2つの内訳に分けた値です。判定の文は、リーグ平均、規定投球回の投手、9回あたり被安打・与四球の順に比べています。
- 目標 WHIP を入れてみます。 今より低い目標なら、走者を出さずにあと何回投げる必要があるか、高い目標なら、あと何人まで走者を出せるかが分かります。結果のコピーとリンクのコピーで、今の記録をそのまま共有できます。
計算方法
1イニングはアウト3個です。MLB の用語集では、アウト1個を⅓回と数え、牽制死や盗塁死で取ったアウトも投手の投球回に入れます。併殺は⅔回です。失策で打者が出塁した場合はアウトにならないので、投球回も増えません。記録表の .1・.2 はこの⅓・⅔の書き方なので、計算ではアウト数に直すのがいちばん正確です。
- WHIP = (被安打 + 与四球) ÷ 投球回
- 投球回 = アウト数 ÷ 3(6.2回 = 6⅔回 = アウト20個)
- したがって WHIP = (被安打 + 与四球) × 3 ÷ アウト数
| 記録 | アウト数 | 走者(被安打 + 与四球) | WHIP |
|---|---|---|---|
| 165.1回 · 被安打 150 · 与四球 50 | 496 | 200 | 1.21 |
| 1試合 6.2回 · 被安打 5 · 与四球 2 | 20 | 7 | 1.05 |
| 救援 0.1回 · 被安打 3 · 与四球 0 | 1 | 3 | 9.00 |
| Pedro Martínez 2000年 · 217回 · 被安打 128 · 与四球 32 | 651 | 160 | 0.74 |
⅓回を 0.33 に直して計算すると、結果が少しずれます。3 ÷ 0.33 は 9.09 ですが、本来の WHIP は 3 ÷ ⅓ = 9.00 です。途中の値を丸めず、アウト数で計算してから、最後に小数第2位で読んでください。
複数試合は合計して割ります
シーズンの WHIP は、試合ごとの WHIP の平均ではありません。試合によって投げた回数が違うので、被安打・与四球・投球回をそれぞれ合計し、最後に1回だけ割ります。
| 区分 | 投球回 | 走者 | WHIP |
|---|---|---|---|
| 試合A | 1 | 2 | 2.00 |
| 試合B | 9 | 9 | 1.00 |
| 合計で計算(正しい) | 10 | 11 | 1.10 |
| 2つの WHIP の平均(誤り) | — | — | 1.50 |
計算機の欄に、投球回は 1+9、被安打は 2+9 のように入力すると合計で計算し、式の行の末尾に「2試合の合計」と表示されます。
リーグ平均の WHIP(2025・2026年レギュラーシーズン)
次の値は、リーグ全チームの投手成績を合計して計算したものです。救援投手や登板の少ない投手もすべて含まれた「リーグ全体の平均」です。
| リーグ | 2026 WHIP | H/9 | BB/9 | 2025 WHIP | 2026 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 1.22 | 8.10 | 2.85 | 1.21 | 被安打 13,742 · 与四球 4,841 · 15,276回 |
| MLB | 1.30 | 8.33 | 3.41 | 1.29 | 被安打 39,849 · 与四球 16,337 · 43,079⅔回 |
| KBO | 1.46 | 9.36 | 3.75 | 1.40 | 被安打 13,277 · 与四球 5,319 · 12,760⅔回 |
3つのリーグとも、2026年の WHIP は2025年より上がりました。上がり幅が最も大きいのはKBOで、1.40から1.46になり、被安打(9.04 → 9.36)と与四球(3.61 → 3.75)がともに増えています。MLB と NPB は被安打が少し減りましたが、与四球が増えて WHIP は0.01ずつ上がりました。同じ 1.30 でも、2026年のKBOでは平均より良い記録で、NPBでは平均より悪い記録になります。
規定投球回の投手だけで見ると、基準はさらに低くなります
| リーグ | 投手数 | 中央値 | 最も低い投手 | 1.00 未満 | リーグ平均より低い投手 |
|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 22人 | 1.03 | 髙橋 遥人(阪神) 0.88 | 6人 | 19人 |
| MLB | 46人 | 1.18 | Jacob Misiorowski(ブルワーズ) 0.80 | 5人 | 36人 |
| KBO | 18人 | 1.33 | Gwak Been(斗山) 1.04 | 0人 | 16人 |
規定投球回は、チームの試合数と同じ回数(NPBは143回、MLBは162回、KBOは144回)を投げると満たされます。それだけ長く任された先発投手が中心なので、リーグ平均より WHIP は低くなります。2026年のNPBでは、髙橋 遥人が159回で被安打123、与四球17の 0.88 を記録し、1.00 を下回った投手は6人でした。MLB では Misiorowski の 0.80、ドジャースの山本 由伸の 0.87 など5人、KBOでは1人もおらず、最も低い Gwak Been でも 1.04 でした。
同じ WHIP でも、走者の出し方は違います
WHIP は被安打分と与四球分を足した値なので、同じ値に至る道筋はいくつもあります。2026年の西武の 隅田 知一郎 と 平良 海馬 が分かりやすい例です。2人は同じチームで、WHIP は 0.95 と 0.96 とほぼ同じです。
| 投手 | 投球回 | 被安打 | 与四球 | H/9 | BB/9 | 走者のうちヒット | WHIP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 隅田 知一郎(西武) | 166⅓ | 137 | 21 | 7.41 | 1.14 | 87% | 0.95 |
| 平良 海馬(西武) | 146 | 95 | 45 | 5.86 | 2.77 | 68% | 0.96 |
隅田は9回あたりの与四球が 1.14 と少ない代わりに、被安打が 7.41 あります。平良は被安打が 5.86 と少ない一方で、与四球は 2.77 です。出塁マップでは2人は離れた位置に表示されます。マップの斜線は同じ WHIP を結んだ線で、右下に行くほど四球型、左上に行くほどヒットを打たれやすいタイプです。KBOでも Ko Young Pyo(KT)と Adam Oller(KIA)が、どちらも WHIP 1.08 で、ヒット型と四球型に分かれています。
この違いが重要なのは、ヒットと四球では投手の責任の度合いが違うからです。FanGraphs は、四球はおおむね投手の責任で本塁打も投手の責任ですが、単打は投手と守備が責任を分け合うと説明しています。標本の大きさで見ても差があり、FanGraphs が紹介する目安では、投手の四球率は対戦打者170人ほどで安定しますが、被打率は630人を超えないと安定しません。ヒットの比重が大きい WHIP は、守備や偶然の揺れしだいで翌シーズンに大きく変わることがあります。
WHIP はいくつなら良いのか
FanGraphs Library は2010年に、下の目安表を公開しました。リーグ平均の WHIP は年ごとに変わるため、あくまで目安であること、各年のリーグ平均は1901年以降の FanGraphs の記録表で確かめるようにという断りも添えられています。
| 評価 | WHIP |
|---|---|
| 最上位(Excellent) | 1.00 |
| 非常に良い(Great) | 1.10 |
| 平均以上(Above Average) | 1.20 |
| 平均(Average) | 1.30 |
| 平均以下(Below Average) | 1.40 |
| 悪い(Poor) | 1.50 |
| 非常に悪い(Awful) | 1.60 |
2026年の MLB 平均 1.30 は、この表の「平均」とちょうど一致します。一方、2026年のKBO平均 1.46 を当てはめると「平均以下」と「悪い」の間になります。しかしKBOの投手の大半が悪いわけではなく、リーグの打撃環境が違うだけです。また2026年のNPB平均 1.22 は、この表では「平均以上」に近い値になります。そのため計算機では、この表を補助の行にとどめ、判定の文は選んだリーグの2026年の平均と規定投球回の投手で決めています。表の点と点の間の値は、「平均以上 1.20 〜 平均 1.30 の間」のように、2つの評価の間として読みます。
WHIP の歴代最高記録
MLB の記録では次のとおりです。日本の投手では、2026年に MLB で WHIP 0.87 を記録した山本 由伸が目を引きますが、歴代の表には入っていません。
| 順位 | 1シーズン | 通算 |
|---|---|---|
| 1 | George Walker 1940 · 0.7308(52回) | Addie Joss · 0.9678(9シーズン) |
| 2 | Pedro Martínez 2000 · 0.7373(217回) | Ed Walsh · 0.9996(14シーズン) |
| 3 | Kenta Maeda 2020 · 0.7500(66⅔回) | Mariano Rivera · 1.0003(19シーズン) |
| 4 | Guy Hecker 1882 · 0.7692(104回) | Jacob deGrom · 1.0004(13シーズン) |
| 5 | Walter Johnson 1913 · 0.7803(346回) | Clayton Kershaw · 1.0177(18シーズン) |
1シーズンの1位である1940年の George Walker は、52回を投げた記録です。200回以上投げたシーズンでは Pedro Martínez の2000年が最も低く、それより低いのは Walker だけです。3位の前田 健太(Kenta Maeda)の2020年は、チームあたり60試合だけの短縮シーズンでした。通算の順位は1,000回以上投げた投手に限られます。上の「ペドロ 2000」の例を押すと、このシーズンを2026年のリーグと比べられます。
間違えやすい点
- 6.1回を 6.1 のまま割る: 6.1 は6⅓回です。走者7人を 6.1 で割ると 1.15 ですが、本来の WHIP は 7 ÷ 6⅓ = 1.11 です。
- 試合ごとの WHIP を平均する: 投球回が違う試合の WHIP をそのまま平均すると、短い試合の値が大きく響きます。合計して割ってください。
- 死球を足す: 死球は走者を出しますが、WHIP には含めません。死球まで見たいときは、被出塁率(OBP against)を見るのが適切です。
- 敬遠をもう一度足す: 記録表の与四球(BB)には敬遠(IBB)がすでに含まれています。与四球3個のうち敬遠が1個なら、与四球の欄には3と入力します。
- ⅓回を 0.33 に丸める: 投球回が短いほど誤差が大きくなります。アウト数で計算してください。
- 0回の記録を計算する: アウトを1つも取れずに降板した記録は、割る回数がないため WHIP を求められません。被安打があっても走者は残りますが、WHIP は定義されません。
限界
- WHIP は、本塁打も単打も四球も、すべて走者1人として数えます。長打をどれだけ打たれたかは分からないので、被本塁打や被長打率とあわせて見てください。
- 被安打には守備の影響が混ざっています。同じ投手でも、守備の良いチームでは WHIP が低くなることがあります。
- 分母が投球回なので、対戦した打者の数をそのまま反映できません。FanGraphs は、走者を許す度合いをより正確に測るには被出塁率、出塁の価値まで見るには被 wOBA を勧めています。
- 標本が小さいと大きく揺れます。WHIP に最も近い被出塁率は、対戦打者540人ほどから安定するとされます(FanGraphs、Russell Carleton の目安)。計算機はアウト数と走者数から対戦打者を概算し、それより少ない場合は知らせます。
- 球場・リーグ・シーズンによる補正はありません。打者に有利な球場やリーグの投手は WHIP が高く出ます。比較は同じリーグ・同じ年どうしで行ってください。
- リーグ平均と規定投球回の投手の一覧は、2026年レギュラーシーズン終了後の公式記録です。ポストシーズンの記録は含まれません。
基準日 計算式と解説は、2026年10月23日に MLB Glossary、FanGraphs Library、Baseball-Reference で確認しました。リーグ平均と規定投球回の投手は、KBO・NPB の記録サイトと MLB Stats API の2026年レギュラーシーズンの公式記録(2026-10-21 取得)、および2025年レギュラーシーズンの記録(2026-10-23 取得)から計算しています。
出典
- 01MLB Glossary — Walks And Hits Per Inning Pitched (WHIP)定義(被安打 + 与四球 ÷ 投球回)、死球・失策・野選による出塁は含めない、1979年 Daniel Okrent の "innings pitched ratio"
- 02MLB Glossary — Innings Pitched (IP)アウト1個 = ⅓回、牽制死・盗塁死を含む、併殺は⅔回、失策による出塁はアウトではない
- 03MLB Glossary — Walk (BB)ボール4個で一塁へ出塁、記録表の表記は BB、敬遠は BB に含まれる
- 04FanGraphs Library — WHIPPiper Slowinski(2010-02-17): 1回あたりの走者、目安表 1.00〜1.60、ヒットは守備と責任を分け合う、被出塁率・被 wOBA を推奨
- 05FanGraphs Library — Sample SizeRussell Carleton の目安: 投手の被出塁率 540 BF、被打率 630 BF、四球率 170 BF
- 06KBO 記録室 — チーム記録(投手)2026年レギュラーシーズン10球団の被安打 13,277・与四球 5,319・12,760⅔回(合計行と一致)、2025年は同じ表で 12,824・5,123・12,773⅔回
- 07KBO 記録室 — 選手記録(投手)2026年レギュラーシーズンの基本一覧18人の投球回・被安打・与四球(表の WHIP と一致)
- 08MLB Stats API — 2026年チーム投手成績30球団の被安打 39,849・与四球 16,337・43,079⅔回、2025年は season=2025 で 40,138・15,379・43,075回、規定投球回の投手46人は同じ API の qualified 一覧
- 09NPB — 2026年度 セントラル・リーグ チーム投手成績パシフィック(tmp_p.html)と合わせた12球団の安打 13,742・四球 4,841・15,276回、2025年は同じ形式の2025年版(2025-12 のウェブ保存版)で 14,053・4,559・15,392⅓回
- 10NPB — 2026年度 セントラル・リーグ 個人投手成績(規定投球回以上)パシフィック(pit_p.html)と合わせて22人
- 11Baseball-Reference — Single-Season Leaders for WHIP1〜5位(2026-10-23 確認)、近年のシーズンはチーム試合数あたり1回が基準
- 12Baseball-Reference — Career Leaders for WHIP1〜5位、通算の比率記録は1,000回以上が対象
- 13MLB Stats API — Pedro Martínez 年度別投手成績2000年 217回・被安打 128・与四球 32(例の「ペドロ 2000」)
よくある質問
WHIPとは何の略?
Walks plus Hits per Inning Pitched の略で、与四球と被安打の合計を投球回で割った値です。1イニングあたり何人の走者を出したかを表します。被安打150・与四球50・165.1回(165⅓回、アウト496個)なら 200 × 3 ÷ 496 = 1.21 です。
プロ野球のWHIPの平均は?
2026年のレギュラーシーズン全体(救援投手を含む)の平均は、NPBが1.22、MLBが1.30、KBOが1.46です(2025年は順に1.21、1.29、1.40)。規定投球回に達した投手だけの中央値は、NPB 1.03、MLB 1.18、KBO 1.33とさらに低くなります。
WHIPの目安は?
FanGraphs の目安表(2010年)では、1.00が最上位、1.10が非常に良い、1.20が平均以上、1.30が平均、1.40が平均以下、1.50が悪い、1.60が非常に悪いとされています。リーグごとに平均が違うため、同じリーグ・同じ年の平均と比べるほうが正確です。
WHIPが1以下だとどうなる?
1イニングあたりの走者が1人以下ということです。FanGraphs の目安表では1.00が最上位の水準にあたります。2026年は、規定投球回に達した投手のうち、NPBで22人中6人、MLBで46人中5人が1.00を下回りました。KBOは18人中0人でした。
WHIPの歴代最高記録は?
Baseball-Reference のMLB記録では、1シーズンの最小は1940年の George Walker(52回)の0.7308で、2位が2000年の Pedro Martínez(217回)の0.7373です。200回以上投げたシーズンでは Pedro Martínez が最小です。通算(1,000回以上)では Addie Joss の0.9678が最小です。
山本由伸のWHIPは?
MLB公式の統計APIによると、ドジャースの山本 由伸の2026年は0.87(185回、被安打119、与四球42)でした。規定投球回に達したMLB投手46人のうち、Jacob Misiorowski の0.80に次ぐ2番目に低い値です。
6.1回・6.2回や死球・敬遠はどう扱う?
記録表のとおり 6.1、6.2 と入力します。.1 はアウト1個(⅓回)、.2 はアウト2個(⅔回)で、計算機が6⅓回・6⅔回として扱います。敬遠は与四球にすでに含まれているので足しません。死球と失策による出塁は WHIP に含めません(MLB Glossary)。
複数試合のWHIPはどう求める?
試合ごとの WHIP を平均するのではなく、被安打・与四球・投球回をそれぞれ合計してから割ります。1回で走者2人(2.00)の試合と、9回で走者9人(1.00)の試合を合わせると 11 ÷ 10 = 1.10 で、2つの WHIP の平均 1.50 とは異なります。