犬は排卵から63日、交配からは56~70日の間に出産します
犬の妊娠期間は、どの日から数えるかによって数字が変わります。排卵日から数えると平均63日です。血中プロゲステロンが初めて上昇した日(LHピーク)から数えると、ほとんどの犬が64~66日の間に出産します。交配日から数えると、範囲は56~70日と広がります。交配した日と実際に受精した日が、数日ずれていることがあるためです。
この計算ツールは、最初と最後の交配日、排卵日、LHピーク日、超音波の測定値のうち、分かっているものを入力すると、出産予定日と予想される範囲を計算します。今日が妊娠何日目かもあわせて表示し、超音波での確認からX線、体温測定、病院へ連絡する日まで、やることを日付順のリストと妊娠マップにまとめます。2026年10月1日に最初の交配をした場合、予定日は2026年12月3日(木)で、予想される範囲は11月26日(木)から12月10日(木)までです。
出産予定日を前もって数えておく理由
予定日だけを知って待っていると、大切な時期を逃しやすくなります。妊娠期間中には、日付に合わせてやることが何度も巡ってくるからです。
- 検査の時期を合わせるとき: 超音波は早すぎると、妊娠していても見えません。X線は子犬の骨が固まってからでないと撮れません。予定日から逆算しておけば、病院の予約を適切な日に入れられます。
- 交配日しか分からないとき: 交配日を起点にした範囲は2週間を超えます。排卵から28日頃に超音波で大きさを測ると予定日を絞り直せるため、その日をあらかじめ知っておくと安心です。
- フードを切り替えて増やすとき: 妊娠の前半の3分の2はフードの量をそのままにし、6週を過ぎたら少しずつ増やします。最後の3週間は、普段の最大1.5倍まで増えます。
- 最後の週に備えるとき: 陣痛の前には、直腸温が37.2℃を下回ります。普段の体温を前もって測っておかないと、下がったことに気づけません。
- 病院へ行くタイミングを判断するとき: 予想される範囲が終わっても陣痛がなければ、待たずに診察を受ける必要があります。その基準日を知っておくと、迷う時間が短くなります。
- 帝王切開が多い犬種のとき: ボストン・テリア、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグは、イギリスの調査で出産の80%以上が帝王切開でした。手術の計画は、予定日よりも余裕をもって立てる必要があります。
計算の方法
どの起点を入力しても、計算ツールはまずLHピークにあたる日を求め、そこに65日を足して予定日を出します。排卵はLHピークの2日後に起こるため、排卵日と交配日は2日を引いてLHピークに換算します。画面の「妊娠何日目」は、排卵日を0日目とみなしたおおよその日数です。
| 入力する日付 | 予定日 | 予想される範囲 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 交配日 | 最初の交配日 + 63日 | 最初の交配 + 56日 ~ 最後の交配 + 70日 | 交配から分娩まで56~70日(Concannon 1986) |
| 排卵日 | 排卵日 + 63日 | 排卵 + 62~64日 | 排卵はLHピークの2日後(AKC・Concannon) |
| LHピーク日 | LHピーク日 + 65日 | LHピーク + 64~66日 | ほとんどの妊娠が64~66日(Concannon)。プロゲステロンが初めて上昇した日と同じ日(Kutzler 2003) |
| 超音波 | 検査日 + (65 − 推定日数) | 予定日 ± 3日 | Merck獣医学マニュアルの式。推定日数はLHピークが基準 |
LHピーク日はプロゲステロン検査で決めます
動物病院で発情期にプロゲステロンを数日おきに測ると、数値が初めて上昇した日(約2 ng/mL、基礎値の2倍以上)を見つけられます。Kutzlerら(2003)の研究では、この日に65日を足した予測が、67%で±1日、90%で±2日、すべてで±3日以内に的中しました。検査結果に排卵日が書かれていれば、その日付を排卵日の欄に入力してください。
超音波の測定値から逆算する
交配日しか分からない場合は、超音波で測った胎子の大きさが最も有効な補正手段です。Merck獣医学マニュアルは、40日より前と後で使う項目を分けるよう案内しています。下の式に入れる値の単位はcmで、結果はLHピークから数えた妊娠日数です。この日数を65から引くと、分娩までの残り日数になります。
| 項目 | 使う時期 | 妊娠日数 | 例: 値 | 妊娠日数 | 分娩まで |
|---|---|---|---|---|---|
| GSD 胎嚢の直径 | 40日より前 | 6 × GSD + 20 | 1.5 cm | 29日 | 36日 |
| CRL 頭殿長 | 40日より前 | 3 × CRL + 27 | 1.0 cm | 30日 | 35日 |
| BP 頭部の幅(頭頂骨の間) | 40日より後 | 15 × BP + 20 | 2.0 cm | 50日 | 15日 |
| BD 体幹の直径(肝臓の高さ) | 40日より後 | 7 × BD + 29 | 3.0 cm | 50日 | 15日 |
Merckマニュアルは、この式の誤差を±3日としています。Kutzlerら(2003)は、超音波での予測が75%で±1日、87%で±2日以内に的中し、LHピークから30日頃に測った値が最も正確だったと報告しました。同じ研究で、体重9 kg以下の小型犬と40 kgを超える超大型犬は、体格の影響を受けました。結果がmmで書かれている場合は、計算ツールで単位をmmに切り替えてください。15 mmをcmの欄にそのまま入れると、妊娠日数が10倍近く大きく出ます。
例: 2026年10月1日頃に交配した場合
同じ妊娠でも、どの日付が分かっているかによって、予定日と範囲はこのように変わります。交配日しか分からない場合は範囲が15日を超えますが、排卵日やLHピーク日が分かれば3日に絞られます。
| 起点 | 入力した値 | 予定日 | 予想される範囲 |
|---|---|---|---|
| 交配1回 | 10月1日 | 12月3日(木) | 11月26日(木) ~ 12月10日(木) |
| 交配2回 | 10月1日、10月3日 | 12月3日(木) | 11月26日(木) ~ 12月12日(土) |
| 排卵日 | 10月3日 | 12月5日(土) | 12月4日(金) ~ 12月6日(日) |
| LHピーク日 | 10月1日 | 12月5日(土) | 12月4日(金) ~ 12月6日(日) |
| 超音波 | 10月30日、GSD 1.5 cm | 12月5日(土) | 12月2日(水) ~ 12月8日(火) |
週ごとの母犬・子犬・やること
下の日数は、排卵日を0日目とみなしたおおよその数字です。交配日で計算した場合は、実際の時期が数日前後することがあります。計算ツール下の妊娠マップで週のボタンを押すと、同じ内容を入力した日付に合わせて確認できます。
| 週 | 母犬 | 子犬 | やること |
|---|---|---|---|
| 第1週0~6日目 | 交配と排卵が起こる頃です。外見の変化はほとんどありません。 | 排卵された卵子は、受精できるようになるまであと2日ほど成熟が必要です。 | 交配した日をすべて記録しておきましょう。飲ませている薬やサプリメントは、先に獣医師へ相談します。 |
| 第2週7~13日目 | 普段と変わりません。フードの量はそのままにします。 | 受精卵が子宮のほうへ下りている途中で、まだ着床していません。 | 激しい運動だけは避け、生活は普段どおりに保ちます。 |
| 第3週14~20日目 | 子宮の中に小さなふくらみができ始めます。 | 15~16日頃に子宮の壁へ着床し、17日頃から超音波で小さな袋が見え始めます。 | 超音波検診の日を予約しましょう。19日より前に調べると、妊娠していても見えないことがあります。 |
| 第4週21~27日目 | おとなしい犬なら、触診でふくらみを感じられる時期です。 | 19~20日頃から心臓の動きが見え、23日頃からは超音波で生存を確認できます。 | 超音波で妊娠を確認します。リラキシンの血液検査も、この頃から受けられます。 |
| 第5週28~34日目 | ふくらみが1週間ごとに2倍に大きくなります。35日を過ぎると、触診では見分けにくくなります。 | 骨が固まり始めますが、まだX線には写りません。 | 28日頃の超音波での測定が、予定日をいちばん正確に教えてくれます。交配日しか分からない場合は、このときに合わせ直しておきましょう。 |
| 第6週35~41日目 | お腹の中の胎子が育ち、触診では子犬を1頭ずつ見分けるのが難しくなります。 | 骨が固まり続けています。 | 6週を過ぎたら、フードを増やし始めます。妊娠・授乳期用か、全年齢用と表示されたフードを選びましょう。 |
| 第7週42~48日目 | フードの量を少しずつ増やす時期です。食事を数回に分けて、少量ずつ頻繁に与えてください。 | 43日頃から、X線に骨が写り始めます。 | フードはゆっくり増やし、薬は獣医師が許可したものだけを飲ませます。 |
| 第8週49~55日目 | お腹が張って、一度にたくさん食べにくくなります。 | X線で骨がはっきり写ります。53日を過ぎると、子犬の数をいちばん正確に数えられます。 | X線で子犬の数を数えておき、出産する場所に前もって慣れさせておきましょう。帝王切開が多い犬種なら、手術の計画を立てます。 |
| 第9週56~62日目 | 最後の週には、巣作りをしようとする行動が見られることがあります。 | 臨月が近づくと、X線に歯まで写ります。 | 1日2~3回、直腸温を測って普段の値を知っておきましょう。フードは普段の最大1.5倍まで増やします。 |
| 第10週63~69日目 | 直腸温が37.2℃を下回ると、たいてい24時間以内に陣痛が始まります。第1段階の陣痛は、長いと24時間続きます。 | 排卵から63日頃、LHピークから65日頃に生まれます。 | 30分以上いきんでいるのに羊水や子犬が出てこない場合や、1頭産んだあと2時間以内に次のいきみがない場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。 |
出産のサインと、すぐ病院へ行くべきとき
出産が近づいたかどうかを判断するには、体温の変化がいちばん頼りになります。VCA動物病院の案内によると、たいていは最後の24時間以内に直腸温が37.2℃を下回ります。第1段階の陣痛では、落ち着きがなくなったり、息が荒くなったり、巣を掘るような行動が見られたりします。この段階は、長いと24時間まで続きます。
- すぐ連絡するとき: 30分以上強くいきんでいるのに、羊水や子犬が出てこないとき
- すぐ連絡するとき: 1頭以上産んだあと、2時間以内に次のいきみがないとき
- すぐ連絡するとき: 何時間もいきみ続けているのに、子犬が出てこないとき
- 検査を受けるとき: 計算した予想範囲が終わっても陣痛がないとき、体温が下がって1日経っても陣痛が始まらないとき
- 出産後: 24~48時間を過ぎて、血が混じったりにおいのある分泌物が出たりするとき
参考 子犬が生まれるときに出る緑色の羊水は、正常なことがあります。ただし、子犬が出てこないのに緑色の分泌物だけが出続ける場合は、胎盤が先にはがれた可能性があるため、すぐに連絡してください(AKC)。
犬種と子犬の数による違い
犬種によって妊娠期間の平均が少しずつ違うという研究があります。プロゲステロンで決めた日に1回だけ交配させたOkkensら(2001)の研究では、平均は61.4日で、ジャーマン・シェパードが60.4日、ラブラドール・レトリーバーが60.9日、ドーベルマンが61.4日、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが62.8日でした。子犬の数も影響します。Eiltsら(2005)は、子犬が4頭以下の犬は5頭以上の犬よりも、妊娠期間が平均で1日ほど長かったと報告しています。
この差は1~2日程度で、交配日を起点にした範囲(15日以上)よりはるかに小さいものです。そのためこの計算ツールは、犬種によって予定日をずらさず、代わりに範囲をありのまま示す方法を選びました。犬種が本当に重要になるのは、出産の方法です。2004年のイギリスの純血種調査(Evans・Adams 2010)では、ボストン・テリア、ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグは出産の80%以上が帝王切開でした。割合が高い犬種には、マスティフ、スコティッシュ・テリア、ミニチュア・ブル・テリア、ペキニーズなども含まれています。こうした犬種なら「帝王切開が多い犬種」をオンにして、予定日の2週間ほど前に獣医師と手術の計画を立ててください。
間違えやすいこと
- 発情が始まった日から数える: 人間の妊娠のように、最後の月経日から数える方法ではありません。発情出血が始まった日から排卵までの間隔は犬によって大きく異なるため、起点には使いません。
- 63日を正確な日だと思い込む: 交配日が起点なら、56日で産んでも70日で産んでも正常な範囲です。予定日だけでなく、範囲の始まりと終わりをあわせて見てください。
- 超音波の単位の取り違え: 式はcmが基準です。mmの値をcmの欄に入れると、日数がとんでもなく大きく出ます。計算ツールは、結果が66日を超えると単位を確認するよう知らせます。
- 時期に合わない測定項目: GSDとCRLは40日より前、BPとBDは40日より後に使う式です。時期が合わないと、結果の下に警告が出ます。
- 体温を1回しか測らない: 体温は1日の中でも上下します。最後の週に1日2~3回測って普段の値を知っておけば、下がったことに気づけます。
- 予定日を過ぎても待つ: 予想される範囲が終わった翌日も陣痛がなければ、家でそれ以上待たずに診察を受けてください。
限界と注意
- 日付は、研究で得られた平均値をもとにしたおおよその数字です。妊娠の確認や出産の判断は、獣医師の検査に従ってください。
- 交配日を起点にした計算は、交配した日と排卵日が近いと仮定しています。実際の排卵が数日前後していた場合は、マップ上の週や日程もその分ずれます。
- 超音波による予測の精度は体格によって変わります。Kutzlerら(2003)では、9 kg以下の小型犬と40 kgを超える超大型犬で、母犬の体重が予測に影響していました。
- 犬種や子犬の数による1~2日の差は反映していません。猫は妊娠期間が異なるため、この計算ツールでは数えられません。
- 入力した日付と値はブラウザの中だけで計算し、サーバーには送りません。「リンクをコピー」を押すと、その値がアドレスに含まれます。
出典
- 01Concannon PW(1986), Canine pregnancy and parturitionVet Clin North Am Small Anim Pract. LHピークから分娩まで64~66日、交配から56~70日、排卵はLHピークの2日後、着床は17日頃、45日後のX線で胎子の骨が写る
- 02Concannon PW(2011), Reproductive cycles of the domestic bitchAnim Reprod Sci. 妊娠65±1日(LHピーク基準)
- 03Kutzler MA et al.(2003), Accuracy of canine parturition date prediction from the initial rise in preovulatory progesterone concentrationTheriogenology. プロゲステロンの初回上昇(1.5 ng/mL以上、平均2.02)+ 65日で、±1日が67%、±2日が90%、±3日が100%
- 04Kutzler MA et al.(2003), Accuracy of canine parturition date prediction using fetal measurements obtained by ultrasonographyTheriogenology. 分娩 = 65 − 推定日数、±1日が75%、±2日が87%、30日の測定が最も正確、小型犬・超大型犬は体重の影響あり
- 05Merck Veterinary Manual: Pregnancy Determination in Bitches and Queens超音波の式(GSD・CRLは40日より前、BP・BDは40日より後、cm、±3日)、21日より前は偽陰性、リラキシンは22~27日後、X線は42~45日、子犬の数は55日以降
- 06dvm360: Performing ultrasound to evaluate pregnancy (Proceedings)推定日数はLHピーク基準・測定値はcm、分娩はLHピークの65±1日後、心臓の動きはLHピークの21~22日後
- 07Lopate C(2008), Estimation of gestational age and assessment of canine fetal maturation using radiology and ultrasonography: a reviewTheriogenology. 超音波はLHピークの19~21日後から、X線は45日から
- 08VCA Animal Hospitals: Pregnancy in Dogs交配基準で57~65日・平均63日、28日後の超音波はほとんど信頼できる、6週以降にフードをゆっくり増やす、最後の3週間は最大1.5倍
- 09VCA Animal Hospitals: Whelping in Dogs最後の24時間以内に37.2℃未満、第1段階の陣痛は最大24時間、30分のいきみ・2時間の間隔の基準、出産後の分泌物
- 10American Kennel Club: Dog Reproductive Cycle排卵基準で63日・LHピークで65~66日・最初の交配で58~72日、陣痛の12~24時間前に体温が下がる、緑色の分泌物
- 11Okkens AC et al.(2001), Influence of litter size and breed on the duration of gestation in dogsJ Reprod Fertil Suppl. 1回の交配、平均61.4±1.5日(58~65日)、犬種ごとの平均
- 12Eilts BE et al.(2005), Factors affecting gestation duration in the bitchTheriogenology. 子犬が4頭以下だと平均1日ほど長くなる、年齢・産次の影響はなし
- 13Evans KM, Adams VJ(2010), Proportion of litters of purebred dogs born by caesarean sectionJ Small Anim Pract. 2004年のイギリスの調査で151犬種、ボストン・テリア・ブルドッグ・フレンチ・ブルドッグは80%超
よくある質問
犬の妊娠期間は何日ですか?
排卵日から数えると平均63日、LHピーク(プロゲステロンが初めて上昇した日)から数えると64~66日です。交配日から数えると、交配と受精の間のずれのために56~70日と広がります。よく言われる63日は、排卵日を起点にした平均です。
交配を複数回した場合は、どの日から数えますか?
予定日は最初の交配日に63日を足して出し、予想される範囲は最初の交配日 + 56日から最後の交配日 + 70日までとします。10月1日と3日に交配した場合、予定日は12月3日、範囲は11月26日から12月12日までです。
交配日と排卵日では、どちらが正確ですか?
排卵日やLHピーク日のほうがはるかに正確です。LHピークから分娩までは、ほとんどの犬で64~66日ですが、交配日からだと56~70日まで幅があります。交配した日と実際に受精した日が、数日ずれていることがあるためです。
超音波の測定値から、予定日をどう計算しますか?
40日より前は、妊娠日数 = 6 × GSD + 20 または 3 × CRL + 27、40日より後は、15 × BP + 20 または 7 × BD + 29で数えます(値はcm)。この日数はLHピークから数えた日で、65から引くと分娩までの残り日数になります。GSDが1.5 cmなら29日目なので、36日後が予定日です。
妊娠はいつ確認できますか?
超音波は排卵から17~19日頃に見え始めますが、早すぎると妊娠していても見えないことがあります。交配から28日が過ぎてからの超音波は、ほとんど信頼できます。X線は骨が固まる排卵後43日頃から使え、子犬の数は53日を過ぎてから数えるのがいちばん正確です。
出産が近づいたサインは何ですか?
最も頼りになるサインは直腸温です。体温が37.2℃を下回ると、たいてい24時間以内に陣痛が始まります。最後の週には、巣作りをしようとする行動もよく見られます。普段の体温を知っておくために、予定日の1週間前から1日2~3回測っておくのがおすすめです。
どんなときにすぐ動物病院へ連絡すべきですか?
30分以上強くいきんでいるのに羊水や子犬が出てこないとき、1頭産んだあと2時間以内に次のいきみがないときは、すぐに連絡してください。計算した予想範囲が終わっても陣痛がないとき、体温が下がって1日経っても陣痛がないときも、検査を受ける必要があります。
子犬の数や犬種によって、妊娠期間は変わりますか?
少し変わります。子犬が4頭以下だと5頭以上の場合より平均1日ほど長かったという研究があり、犬種の間でも平均1~2日の差が報告されています。この差は交配日を起点にした範囲よりはるかに小さいため、この計算ツールは犬種によって予定日を変えません。