必要なツールを、すぐ使えるように

PDFにページ番号を追加

PDFをドロップすると、見開きの本のように実際のページの上に入る番号が見えます。表紙は空白、前付けはi・ii、本文は1からというように区間ごとに形式と最初の番号を決め、位置・フォント・サイズを選んで新しいPDFに保存します。ビューアのページ番号欄も同じ番号に合わせられ、ファイルはサーバーに送りません。

最終更新 2026-10-21計算はブラウザ内だけで処理

PDFがまだ選ばれていませんPDF 1つ · 100MB · 1,000ページまで

サンプルPDFで試す表紙・要旨・目次・本文8ページ・裏表紙の架空の報告書(12ページ)です。目次のページ数に合う番号を振った状態で開きます。

  • 100MB · 1,000ページまで
  • サーバーに送らず、このブラウザ内で処理
  • 元ファイルはそのまま、番号入りの新しいPDFで保存

最終更新 2026-10-21入力値は保存しません

ROBERINの基準必要なツールを、
すぐ使えるように。
  • ひと目で分かる画面入力と結果の位置をはっきり分けます。
  • 結果が先主要な結果を先に示し、過程は必要なときだけ。
  • 求めない登録や不要な入力なしですぐ使えます。

PDFにページ番号を追加: 表紙は空白、前付けはi・ii、本文は1から

上の枠にPDFをドロップすると、見開きの本のように実際のページが並び、その上に入る番号が表示されます。番号を入れる範囲は「区間」で決めます。表紙は「番号なし」、要旨と目次は「i, ii, iii」、本文は「1, 2, 3」というように、区間ごとに開始ページ・形式・最初の番号を選ぶと、下のものさしにPDFのページ順と入る番号が並びます。位置(上・下 × 左・中央・右・外側)、番号の形式(「- 1 -」「1 / 12」「p. 1」)、フォント・サイズ・色を変えると、見開き上の番号がその場で動きます。

サンプルPDFは、表紙・要旨・目次・本文8ページ・裏表紙の12ページからなる架空の報告書です。開いた直後は、表紙と裏表紙が空白、要旨と目次がi・ii、本文が1〜8の状態なので、目次に書かれたページ数(1・4・7)と入る番号が一致します。このまま保存すると10ページに番号が入り、ファイルサイズは229KBから222KBになります。選んだPDFはサーバーに送らず、いま使っているブラウザの中だけで処理します。元のファイルは変更されません。

ページ番号が必要になる場面

  • 会議・授業の資料: 画面を共有しながら「12ページの表をご覧ください」と言うには、全員の画面に同じ数字が見えている必要があります。ビューアによってページ移動欄の表示は違うので、紙にも画面にも残る番号をページの上に入れておきます。
  • 卒論・修論・レポートの提出: 提出先が番号の形式や位置を決めていることがあります。たとえば慶應義塾大学の理工学研究科の博士論文向け文書は、タイトルページから目次・図表目次まではローマ数字(ⅰ,ⅱ,ⅲ…)を使うのが通常だと説明しています。ただしこれは一つの研究科の例で、大学・研究科ごとに規則は違います。
  • 複数のPDFをまとめた書類: 申請書・証憑・添付資料をPDF結合で1つにすると、元のファイルのページ番号が入り混じります。まとめたファイルに通し番号を振り直せば、「添付の23ページ」と相手に伝えられます。
  • 印刷して綴じる資料: 両面印刷して綴じると、奇数ページは右、偶数ページは左になります。番号を「外側」に置けば、めくったときに番号がいつも端に見えます。

使い方

  1. PDFを上の枠にドロップするか、[PDFを選ぶ]を押します。最初は、全ページに1から番号を入れる状態で開きます。
  2. 「番号を入れる範囲」で[全ページ][表紙を除く][表紙・前付け・本文]のうち近いものを押し、区間の表で開始ページ・形式・最初の番号を整えます。見開きをめくりながら[nページから新しい区間]を押しても、ものさしの旗をドラッグして開始ページを動かしても構いません。
  3. 設定バーで番号の形式・位置・フォント・サイズ・端からの距離・色を選びます。見開きでページの上端・下端をクリックしても位置を変えられます。
  4. ← → キーやものさしで、横長のページ、小さなページ、ヘッダーのあるページまでめくり、番号が本文と重なっていないか確かめます。
  5. [番号を入れて保存]を押すと、元の名前の後ろに「_ページ番号」が付いた新しいPDFが保存されます。設定を変えたら、もう一度保存し直してください。

区間で番号を振る

区間とは、「何ページ目から、どの形式で、いくつから数えるか」をまとめた単位です。1つの区間は、次の区間が始まる直前のページまで続きます。最初の区間は必ず1ページ目から始まります。区間の中の番号は、次の式で決まります。

入る番号 = 最初の番号 + (そのページのPDF上の順番 − 区間の開始ページ)

たとえば本文の区間が4ページ目から始まり、最初の番号が1なら、PDFの7ページ目には 1 + (7 − 4) = 4 が入ります。サンプルPDFを4つの区間に分けると、次のようになります。

区間PDFのページ内容形式 · 最初の番号入る番号
11表紙番号なし—
22–3要旨 · 目次i, ii, iii · 1i, ii
34–11本文 第1〜3章(7ページは横長の表)1, 2, 3 · 11–8
412裏表紙番号なし—

前のファイルから続く資料なら、最初の番号を変えます。第1分冊が120ページで終わっていれば、第2分冊の本文の最初の番号を121にします。表紙を1と数えつつ番号は入れたくない場合は、表紙を「番号なし」にして、本文の区間の最初の番号を2にします。

番号の形式

区間ごとに選べる数字の形式は5つで、PDF規格のページラベルの形式と同じです(ISO 32000-1 表159)。アルファベットの番号は、zの次にaa、bbのように同じ文字を重ねて数えます。

形式1〜5番目20番目30番目このツールで数えられる上限
1, 2, 31 2 3 4 5203099,999
i, ii, iiii ii iii iv vxxxxx3,999(mmmcmxcix)
I, II, IIII II III IV VXXXXX3,999
a, b, ca b c d etdd260(zが10回)
A, B, CA B C D ETDD260

番号のまわりの文字は「番号の形式」で選びます。上のチップは現在の文書での見え方を示し、[自由入力]を押すと {n}(このページの番号)と {t}(その区間の最後の番号)を使って自由に書けます。

番号の形式本文3ページ目(本文は全8ページ)使いどころ
{n}3いちばん一般的な形。論文・報告書
- {n} -- 3 -番号を本文の数字と区別したいとき
{n} / {t}3 / 8全体のうち何ページ目かを示したいとき(発表資料・印刷物)
p. {n}p. 3英語の資料
A-{n}(自由入力)A-3付録のように接頭辞を付けたいとき

番号をどこに置くか

  • 下・中央: いちばん無難な位置です。ページをどちらへめくっても同じ場所に見えます。
  • 右上: ヘッダーやタイトル帯のある文書では、番号がその上に重なることがあります。見開き上で確認してください。サンプルPDFの本文ページにも上部に帯があるため、「上」を選ぶと帯のすぐ下に番号が入ります。
  • 外側: 両面印刷して綴じるときに選びます。1ページ目を右側のページとみなし、奇数ページは右端、偶数ページは左端に入れます。見開きも同じ考え方(1ページ目は右側に単独、次が2–3ページ)で表示します。
  • 端からの距離: 初期値は12mmです。近いほど本文と重なりにくくなりますが、プリンターが印字できない縁にかかることがあるので、印刷する文書は試し刷りで確かめてください。レシートのような極小ページでは、距離をページの短辺の1/4までに抑え、番号がはみ出さないよう文字も小さくします。
  • 横長のページ・回転したページ: 上・下・左・右は、画面で見える向きが基準です。PDFにはページを回して見せる値(Rotate、時計回りで90度単位)があり、このツールはそれを読み取って、見える向きで番号が正立するように入れます。

入れた番号とビューアのページ番号

PDFビューアのページ移動欄に出る数字は、ページの上に入れた数字とは別のものです。PDF規格では、すべてのページに0から続く順序番号があり、それとは別に人が読むための「ページラベル」を付けられます(ISO 32000-1 12.4.2)。規格の例も、前付け12ページをi〜xii、その後を1とするものです。

「ビューアのページ番号も合わせる」をオンにすると、区間がそのままページラベルになります。ページラベルに対応するビューアなら、移動欄にi、ii、1のように入れた番号が表示され、「4」と入力すれば本文の4ページ目へ飛べます。Firefoxに内蔵のPDFビューア(pdf.js)は、ページラベルがあるとページ番号欄にラベルを、横に「(何 / 全体)」を併記します。番号なしの区間のページは空のラベルになります。ページラベルを使わないビューアでは1から数えた順番が表示され続けますが、ページの上に入った番号はどのビューアでも同じです。

すでにページラベルのあるPDFでは上に案内が出て、スイッチをオンのまま保存するとラベルが新しい区間に置き換わります。元のラベルを残したいときは、スイッチをオフにして保存してください。

保存したPDFで変わること

項目保存したPDF
元のページの内容そのままです。ページを描き直さず、番号の文字を上に重ねるだけなので、文字の検索やコピーも変わりません。
リンク・しおり・注釈・入力欄そのまま残ります。サンプルPDFのしおり5件と表紙のWebリンクも、保存後に残っていました。
番号のフォントHelvetica(ゴシック)・Times(明朝)・Courier(等幅)はPDFの標準14フォントなので、ファイルには埋め込まず名前だけを書きます。ビューアが同じフォントか、近い代替フォントで表示します(ISO 32000-1 9.6.2.2)。
ファイルサイズほぼ同じか、少し小さくなります。サンプルPDFは229KB → 222KBでした。このツールが小さなオブジェクトをまとめて保存するためで、番号を入れずに同じ方法で保存し直しただけでも同程度に小さくなりました。
ビューアのページ番号スイッチをオンにすると区間どおりに変わり、オフなら元のPDFのものを残します。
電子署名保存すると署名の検証が通らなくなります。署名付きのPDFを開くと、上に警告が出ます。
PDF/Aの保存用文書PDF/Aは使うフォントをすべてファイルに埋め込む必要がありますが、標準フォントで入れた番号は埋め込まれないため、PDF/Aへの適合が崩れることがあります。

つまずきやすい点

  • すでに番号が入っている文書: このツールは元の番号を探したり消したりしません。同じ位置に入れると2つの数字が重なるので、見開きで確認して別の位置を選んでください。番号を差し替えたいときは、元の編集ソフトで番号を外したPDFを作り直すほうが確実です。白い四角で隠しても、元の数字は文書の中に残ります。
  • 結合・削除の前に番号を入れてしまった: 番号を入れた後でページを抜くと番号が飛び、分割すると後ろのファイルが途中の番号から始まります。結合・ページ削除・回転を終えた最後のファイルに番号を入れてください。
  • 目次のページ数とずれる: たいていは本文の区間の開始ページが1ページずれています。ものさしで本文の最初のページが1になっているかを見て、旗を動かしてください。
  • 「1 / 12」の分母: {t}は文書全体のページ数ではなく、その区間の最後の番号です。表紙を空白にした12ページの文書なら「1 / 11」になります。全体のページ数を入れたいときは、[自由入力]で数字を直接書いてください(例: {n} / 12)。
  • 見えない番号: 白は暗い背景のページ向けの色です。白いページに白で入れると見えません。
  • スキャンした文書: スキャンしたページは、端に影やパンチ穴の跡があることがあります。距離を少し広げて、番号がその上に載らないようにしてください。

制限と注意

  • 番号のまわりに使えるのは、英数字・記号と、é・ñ などのラテン文字のアクセント付き文字だけです。標準フォントの文字セット(ISO 32000-1 附属書D)に漢字・かな・ハングルが含まれないため、「1ページ」「第1頁」のような文字は入れられません。
  • パスワードや利用制限のかかったPDFは開けません。権限のある文書なら、PDFロック解除で解除したコピーに入れてください。
  • 扱えるのはPDF1つ、100MB・1,000ページまでです。それより大きい文書はPDF分割で分けて入れ、後ろのファイルの最初の番号を前のファイルから続くように合わせてください。
  • プレビューの番号は画面用のフォントで描きますが、幅は保存時の標準フォントに合わせています。保存したPDFでは、ビューアの代替フォントによって字形が少し違って見えることがあります。
  • プレビューを描けないPDFもあります。その場合は空白のページに見えますが、番号の位置の計算と保存は通常どおり行われます。
  • このツールはChromeで動作を確かめました。ほかのブラウザでの処理速度やメモリ使用量は測っていません。

確認日 規格・資料の出典とサンプルの数値は2026-10-21に確認しました。学位論文のページ番号の規則は大学・研究科・指導教員によって違うため、提出前に自分の所属先の最新の要領を確認してください。

出典

よくある質問

表紙を除いて、2ページ目から1を入れるにはどうすればいいですか?

[表紙を除く]を押すと、1ページ目は番号なし、2ページ目から1, 2, 3と入ります。表紙は消えず、保存したPDFにそのまま残ります。表紙を1と数えて2から振りたい場合は、本文の区間の最初の番号を2にしてください。

3ページ目から1で始めたいのですが、できますか?

できます。見開きを3ページ目にして[3ページから新しい区間]を押すか、区間の表で2つ目の区間の開始ページを3にします。最初の区間を「番号なし」にしておけば、1〜2ページ目は空白で、3ページ目に1が入ります。

目次はローマ数字、本文はアラビア数字にできますか?

できます。[表紙・前付け・本文]を押すと、表紙は空白、2ページ目からi, ii、本文は1, 2, 3に分かれます。本文の開始ページは区間の表かものさしの旗で合わせてください。区間は20個まで作れます。

「1 / 10」のように全体のページ数も入れられますか?

番号の形式で {n} / {t} を選べば入ります。{t}はその区間の最後の番号なので、表紙を空白にした11ページの文書は 1 / 10 から始まります。文書全体のページ数を使うときは、[自由入力]で {n} / 11 のように数字を書いてください。

PDFビューアのページ番号欄と、入れた番号が違います。

ビューアの移動欄は、1から数えた順番かPDFに書かれたページラベルを表示します。[ビューアのページ番号も合わせる]をオンにして保存すると、区間どおりにページラベルが付き、対応するビューアではi, ii, 1のように入れた番号と同じに見えます。

「1ページ」や「第1頁」のように日本語の文字を入れられますか?

入れられません。このツールはPDFの標準フォントで番号を入れますが、標準フォントには漢字・かなが含まれません。1、- 1 -、1 / 12、p. 1 のような英数字と記号の形式なら使えます。

すでに入っているページ番号を書き換えてくれますか?

書き換えません。元の番号を探したり消したりせず、新しい番号を重ねて入れます。同じ位置に入れると2つの数字が重なるので、プレビューで別の位置を選ぶか、元のソフトで番号を外したPDFを作り直してください。

ファイルはサーバーにアップロードされますか? 元のファイルは変わりますか?

選んだPDFはサーバーに送らず、このブラウザの中で読み込んで番号を入れます。結果は名前の後ろに _ページ番号 が付いた新しいPDFとして保存され、元のファイルは変わりません。電子署名のあるPDFは、保存すると署名の検証が通らなくなります。