必要なツールを、すぐ使えるように

速度計算機

道のり、速さ、かかった時間のうち2つを入れると、残りの1つを求めます。速さは道のりを時間で割った値なので、120 kmを1時間30分で進めば時速80 kmです。行きと帰りのように速さが違う区間を行に分けて入れると、合計の道のり ÷ 合計の時間で全体の平均の速さを計算し、区間ごとの速さの単純な平均となぜ違うのかも説明します。結果は時速・分速・秒速・mph・ノットで並べて表示し、道のり-時間グラフと速さのものさしで、その速さを図で確かめられます。

最終更新 2026-10-21計算はブラウザ内だけで処理

求める値

速さ = 道のり ÷ 時間

三角形で求めたい値を押してください。横線は割り算、縦線は掛け算です。求める値の欄に直接入力しても切り替わります。

  1. かかった時間
行きと帰りのように区間を分けて入れると、全体の平均の速さを求めます。
道のり-時間グラフ(傾き=速さ)

この速さはどのくらい?(対数目盛り)

最終更新 2026-10-21入力値は保存しません

ROBERINの基準必要なツールを、
すぐ使えるように。
  • ひと目で分かる画面入力と結果の位置をはっきり分けます。
  • 結果が先主要な結果を先に示し、過程は必要なときだけ。
  • 求めない登録や不要な入力なしですぐ使えます。

速さは道のりをかかった時間で割った値です

速さは、決まった時間でどれだけ遠くへ進むかを表します。速さ = 道のり ÷ 時間で、この式を変形すると道のり = 速さ × 時間、時間 = 道のり ÷ 速さになります。120 kmを1時間30分で進んだなら、120 ÷ 1.5 = 80 なので時速80 kmです。3つの値のうち2つが分かれば残りの1つが決まるので、このツールでは三角形で求めたい値を選び、残りの2つの欄に入れるだけで計算できます。

いくつかの区間をつないで進んだときの平均の速さは、区間ごとの速さの平均ではなく、合計の道のりを合計の時間で割った値です。行きは時速60 km、帰りは時速40 kmで同じ道のりを往復すると、平均は時速50 kmではなく48 kmになります。区間を2行に分けて入れると、この値がそのまま出ます。

「例を入れる」ボタンの5つの計算
場面入れる値結果
車で進んだ道のり120 km、1時間30分時速80 km
行きと帰りで速さが違う60 kmを1時間、60 kmを1時間30分平均の速さ 時速48 km
マラソンの完走時間42.195 km、時速10.5 km4時間1分7秒
歩いて進んだ道のり分速80 m、45分道のり 3.6 km
100 m走100 m、9.58秒秒速10.44 m(時速37.58 km)

速さを計算する場面

速さは、移動の記録を比べたり、これからかかる時間を見積もったりするときに使います。同じ式でも、場面によって先に分かっている値が違うため、求める値も変わります。

  • 小学校5年の算数で学ぶ「速さ」: 小学校学習指導要領の算数、第5学年では「速さなど単位量当たりの大きさの意味及び表し方について理解し,それを求めること。」とされています(出典09)。「みはじ」の三角形で、道のり・速さ・時間のどれを求めるかを選ぶ練習にそのまま使えます。
  • 運転と移動の計画: 残りの道のりと普段の平均の速さから到着までの時間を求めたり、走ってきた道のりと時間から実際の平均の速さを確かめたりします。
  • 目標の平均の速さに必要な時間: 区間の長さを目標の平均の速さで割ると、その区間を進むのに必要な時間が出ます。20 kmを平均時速80 kmで進むなら、20 ÷ 80 = 0.25時間、つまり15分です。
  • ランニング・ウォーキング・自転車: 運動アプリに出る道のりと時間を、時速や1 kmあたりの時間に直して、過去の記録と比べます。

ツールの使い方

  1. 求める値を選ぶ: 三角形で道のり・速さ・時間のうち求めたい値を押します。色が付いた欄が求める値で、表のその列は点線の欄に変わり、計算した値が入ります。
  2. 単位を選ぶ: 道のりの単位(km・m・マイル)と速さの単位(km/h・m/分・m/s・mph)を選びます。すでに入れた値は同じ量を新しい単位で書き直すので、結果は変わりません。
  3. 2つの値を入れる: 求める値ではない2つの欄に値を入れます。かかった時間は時・分・秒の欄に分けて入れ、90分のように分の欄だけでも構いません。
  4. 区間を分ける: 行きと帰りのように速さが違う区間があるときは「区間を追加」で行を足します。行が2つ以上になると一番上の結果が全体の平均の速さに変わり、合計の行に合計の道のりと合計の時間が出ます。
  5. 図を読む: 道のり-時間グラフでは線の傾きが速さです。下の速さのものさしで、この速さが歩く速さ・チーター・旅客機と比べてどのくらいかを見られます。
  6. 保存と共有: 「結果をコピー」は式と文章を、「リンクをコピー」は入れた値を含むアドレスをコピーします。計算はこのブラウザの中だけで行い、値をサーバーに送りません。

3つの式と「道のり・速さ・時間」の三角形

3つの式は1つの三角形で覚えられます。上の欄に道のり、下の2つの欄に速さと時間を置き、求めたい値を指で隠すと、残った形がそのまま式になります。道のりを隠すと下の2つが並んで残るので速さ × 時間、速さを隠すと上下に残るので道のり ÷ 時間、時間を隠すと道のり ÷ 速さです。横線は割り算、縦線は掛け算と読みます。

計算の前に単位をそろえる必要があります。時速(km/h)を求めるなら道のりをkm、時間を「時間」単位に、秒速(m/s)を求めるなら道のりをm、時間を秒に直します。1時間30分は1.5時間、1時間20分は1.333…時間なので、分は60で割って時間に足します。このツールは内部で道のりをm、時間を秒に直して計算し、選んだ単位に戻して表示します。

時速・分速・秒速の換算

1 kmは1,000 m、1時間は3,600秒なので、時速を3.6で割ると秒速になります。時速36 kmは秒速10 mで、反対に秒速に3.6を掛けると時速です。分速は時速に1,000を掛けて60で割った値です。1マイルはちょうど1,609.344 m、1海里は1,852 mで、1ノットは1時間に1海里進む速さです。

よく使う速さを別の単位で(1以上は小数第2位、1未満は有効数字4桁に四捨五入)
km/hm/分m/smphノット
116.670.27780.62140.54
3.66012.241.94
466.671.112.492.16
10166.672.786.215.4
366001022.3719.44
601,00016.6737.2832.4
801,333.3322.2249.7143.2
1001,666.6727.7862.1454
1202,00033.3374.5664.79
3005,00083.33186.41161.99

ランニングでよく使う「1 kmあたりの時間」は、速さを逆から書いた値です。60を1 kmにかかった分数で割ると時速が出ます。1 kmを5分で走れば60 ÷ 5 = 時速12 km、8分30秒なら60 ÷ 8.5 ≒ 時速7.06 kmです。

1 kmにかかった時間と時速
1 kmにかかった時間時速
3分20 km/h
4分15 km/h
5分12 km/h
6分10 km/h
7分8.57 km/h
8分30秒7.06 km/h
10分6 km/h
12分5 km/h

平均の速さは区間ごとの速さの平均ではありません

いくつかの区間をつないだ平均の速さは合計の道のり ÷ 合計の時間です。区間ごとの速さを足して個数で割ると、多くの場合は間違えます。遅い区間ほど時間が長くかかり、その分だけ全体の平均に大きく効くからです。60 kmを時速60 kmで行き、同じ60 kmを時速40 kmで帰ると、1時間と1時間30分がかかり、120 km ÷ 2.5時間 = 時速48 kmです。単純な平均の50 km/hより遅くなります。

2つの区間の道のりが同じなら、平均の速さは 2 × a × b ÷ (a + b) で求められ(調和平均)、かかった時間が同じときだけ単純な平均と一致します。反対に、速い区間に長く時間を使ったなら、平均の速さが単純な平均より速くなることもあります。

区間が2つの移動の平均の速さと単純な平均
区間合計の道のり・合計の時間平均の速さ単純な平均
60 kmを60 km/h、60 kmを40 km/h120 km、2時間30分48 km/h50 km/h
1時間を60 km/h、1時間を40 km/h100 km、2時間50 km/h50 km/h
30 kmを30 km/h、30 kmを90 km/h60 km、1時間20分45 km/h60 km/h
200 kmを100 km/h、10 kmを20 km/h210 km、2時間30分84 km/h60 km/h

これは「ある区間を平均の速さの目標で進む」計算にも使えます。区間の長さを守りたい平均の速さで割ると、いちばん短い通過時間になります。たとえば20 kmの区間を平均時速100 kmで進むなら、20 ÷ 100 = 0.2時間、つまり12分です。区間の中で速さが変わっても、平均は合計の道のりと合計の時間だけで決まります。

「速さ」と「速度」はどう違うか

物理では、平均の速さは移動した道のりをかかった時間で割った値、平均の速度は出発点から到着点までの位置の変化(変位)を時間で割った値です。400 mのトラックを1分40秒で1周したなら、平均の速さは400 ÷ 100 = 秒速4 mですが、出発した場所に戻ったので変位は0になり、平均の速度は0です。日常で言う「速度」はたいてい向きを考えない速さのことで、このツールも移動した道のりから速さを求めます。

道のり-時間グラフの読み方

横軸が時間、縦軸が道のりのグラフでは、線の傾きは同じ時間に増えた道のりなので速さです。速い区間は急に、遅い区間はゆるやかに描かれ、止まった区間があれば線が横に寝ます。区間が2つ以上のときは、原点から終点までを結んだ点線が平均の速さで、点線と実際の線が終点で出会うのは、合計の道のりと合計の時間が同じだからです。グラフ上の点は実際の時間の割合どおりに動くので、遅い区間にとどまる時間が長いことも見て取れます。

この速さはどのくらい?

速さのものさしは、歩く速さから地球の公転までを1本の対数目盛りに置き、1目盛りが10倍の差になるように描きます。基準値は次の表のとおりで、結果の下の文は、すぐ下の基準の何倍か、すぐ上の基準の何%かを知らせます。

速さのものさしの基準値
基準km/h根拠
ふつうに歩く3.39~5.16成人の集団別平均 0.943~1.434 m/s
マラソン世界記録21.1942.195 km、1時間59分30秒(2026年ロンドン)
100 m世界記録37.589.58秒(2009年ベルリン)
チーター最高速93.24野生のチーターで測った 25.9 m/s
旅客機の巡航902.91マッハ0.85、高度11 kmの標準大気
音(海面)1,225.0615 °Cの標準大気 340.29 m/s
地球の公転107,208平均公転速度 29.78 km/s

間違えやすいところ

  • 1時間30分を1.3時間として入れる: 分は小数ではなく、60分の何分かに直す必要があります。1時間30分は1.5時間、1時間15分は1.25時間です。このツールは時・分・秒の欄を別々に受け取るので、この間違いを防げます。
  • mとkm/hを混ぜる: 1,500 mを15分で進んだときに1,500 ÷ 0.25をすると6,000と出ますが、これは1時間あたりのmなので、km/hでは6です。単位を1つにそろえてから割ります。
  • 区間ごとの速さを単純に平均する: 行きが60、帰りが40なら、平均は50ではなく48 km/hです。道のりが同じ往復で行きを時速60 kmで進んだなら、帰りがどれだけ速くても、全体の平均が時速120 kmに届くことはありません。
  • 四捨五入した値で計算し直す: 時速80 kmを秒速22.22 mと短く書いてから時間を掛け直すと、末尾がずれます。このツールは単位や求める値を切り替えるとき、四捨五入する前の値をそのまま引き継ぎます。
  • 休んだ時間を忘れる: 休憩した時間まで含めた全体の時間で割ると、平均の速さは下がります。休憩も平均に含めたいときは、速さを求める設定で道のり0の区間として加えます。走っている間の速さだけを知りたいなら、休んだ時間を除いた区間だけを入れます。

限界と注意

  • このツールの速さは、区間ごとに同じ速さで進んだとみなした平均の速さです。信号待ち・加速・渋滞で瞬間の速さが変わる様子は描きません。
  • 速さと道のりは小数第2位(1より小さいときは有効数字4桁)、かかった時間は60秒以上なら秒単位に四捨五入して表示します。四捨五入した値には「≈」が付きます。
  • ものさしの歩く速さは年齢・性別の集団平均の範囲で、チーターの値は野生のチーターの狩りで測った最高速度です。旅客機の値はマッハ0.85を高度11 kmの標準大気の気温で換算した目安で、実際の飛行の対地速度とは異なります。
  • 世界記録は新しい記録が出ると変わります。表の記録は下の基準日にWorld Athleticsの一覧で確認した値です。
  • 法定の制限速度や取り締まりの基準は、このツールでは判断しません。計算結果は平均の速さを見積もる参考としてお使いください。

基準: 単位の係数はNIST SP 811 付録B.8の定義値です。世界記録と基準の速さは、World AthleticsやNASAなど下の出典を2026年10月21日に確認しました。

出典

よくある質問

速さはどのように計算しますか?

道のりをかかった時間で割ります。120 kmを1時間30分で進んだなら、120 ÷ 1.5 = 時速80 kmです。道のりは速さ × 時間、時間は道のり ÷ 速さで求めます。

1時間30分は1.3時間として入れてよいですか?

いいえ。分は60で割る必要があるので、1時間30分は1.5時間、1時間15分は1.25時間です。このツールは時・分・秒の欄を別々に受け取るので、そのまま入れられます。

km/hをm/sに直すにはどうしますか?

3.6で割ります。時速36 kmは秒速10 mで、反対にm/sに3.6を掛けるとkm/hになります。分速(m/分)は、km/hに1,000を掛けて60で割ります。

行きが時速60 km、帰りが時速40 kmなら、平均は時速50 kmですか?

道のりが同じなら違います。60 kmの往復では1時間と1時間30分がかかり、120 km ÷ 2.5時間 = 時速48 kmです。遅い区間に長く時間を使うので、単純な平均より遅くなります。

平均の速さと平均の速度は違いますか?

違います。平均の速さは移動した道のりを時間で割り、平均の速度は出発点から到着点までの位置の変化(変位)を時間で割ります。トラックを1周して元の場所に戻れば、平均の速度は0ですが、平均の速さは0ではありません。

5キロを40分で走ると時速何キロですか?

40分は40 ÷ 60時間なので、5 ÷ (40 ÷ 60) = 時速7.5 kmです。分を時間に直してから割るのがポイントで、このツールには5 kmと40分をそのまま入れれば出ます。

1 kmを5分で走ると時速何kmですか?

60を5で割って時速12 kmです。1 kmに8分30秒かかるなら、60 ÷ 8.5 ≒ 時速7.06 kmです。結果欄の「1 km進むのに」は、反対に速さから1 kmあたりの時間を示します。

結果の前に「≈」が付くのはなぜですか?

四捨五入した値という印です。速さと道のりは小数第2位(1より小さいときは有効数字4桁)、かかった時間は60秒以上なら秒単位に四捨五入します。ほかの計算には四捨五入する前の値を使います。