今の音がどれくらい大きいか、条件を変えると何dB変わるかを調べます
デシベル測定器は、マイクに入る音の大きさを0.1秒ごとに計算し、現在の値、測定した間の平均(等価)、最大、暗騒音(L90)を表示します。記録チャートは直近60秒をペンで描くようにつなげて表示し、レベルバーの下の分布帯は、どの大きさの音にどれだけ時間を費やしたかを示します。
標準の単位は、マイクのデジタル入力の大きさを表す dBFS です。スマートフォンやノートパソコンのマイクは機種ごとに感度も入力音量も違うため、dBFS に決まった数値を足して騒音計のdBに換算する方法では、機種によって結果が大きくずれます。同じ場所に騒音計や補正済みの測定アプリがあれば、その値に一度合わせて dB(A) 推定値に切り替えられます。基準になるものがない場合は、同じ端末で条件を変える前後の差を比べる用途に使ってください。
音の大きさを数値で確かめたい場面
音は聞いたその場では大きく感じても、記憶だけで比べるのは困難です。同じ場所で同じマイクを使って測った数値を残しておけば、「どれだけ小さくなったか」を感覚ではなくdBの差で話せます。
- 家電や窓の比較: 扇風機や空気清浄機の強さ別の音、窓を閉めたときに外の音がどれだけ減るかを比べます。補正しない dBFS のままでも、同じ端末の中での差は比べられます。ただし無加重の値なので、窓の外の交通騒音のように低い音が多い比較では、耳で感じる差と違って出ることがあります。
- 夜の物音の記録: 音がいつ、どれくらい出たかを、全体の記録チャートと最大・L10で残します。ただし法的な基準を判定する測定ではないため、管理会社や相談窓口に伝えるときの参考資料にとどめてください。
- 勉強・仕事・睡眠の環境づくり: 暗騒音(L90)が低い時間帯や席を探します。平均だけを見ると、ときどき出る大きな音のせいで静かな場所もうるさく見えることがあります。
- 耳の健康: ライブ会場や作業場のような騒がしい場所で、補正した dB(A) 推定値を見れば、NIOSHの基準で1日にどれくらいなら滞在してよいかの目安がわかります。
はじめて測るときの手順
- 端末を机や台の上に置きます。手に持ったり動かしたりすると、マイクをこすれる音まで大きく拾います。
- 測定開始を押し、ブラウザーがマイクの許可を求めたら許可します。ページを開いただけではマイクはオンになりません。
- 話さずに10秒ほど待つと、暗騒音(L90)と記録チャートが安定します。
- 比べたい条件があるときは、記録名を入力して保存して新規測定を押し、条件を1つだけ変えてもう一度測ります。2回目の記録から、最初の記録との差が表示されます。
- 騒音計や補正済みのアプリがあれば、下の設定表の補正欄にその値を入力して「今の値に合わせる」を押します。単位が dB(A) 推定に切り替わり、身近な音の目盛りが表示されます。
- 終わったら停止を押してマイクをオフにします。もう一度押すと同じ記録に続けて追加し、新規測定は統計を消去して始めます。
dBFS と dB(A) 推定はどう違うのか
dBFS は、デジタルで扱える最大の大きさを0とする単位です。このツールは、0.1秒区間のサンプルを2乗して平均した値(2乗平均)を 10 × log10(2乗平均) でdBに換算します。振幅0.1の正弦波が −20 dBFS ではなく −23.0 dBFS になるのは、正弦波の2乗平均が振幅の2乗の半分になるためです。最大の正弦波を0 dBFSとする慣例(AES17)を使う測定器は、同じ正弦波を −20 dBFS と表示するので、ほかのソフトと数値を合わせるときはこの違いを考慮してください。すべてのサンプルが0のときは計算上マイナス無限大になるので、「無音」と表示します。
dB(A) は、人の耳が低い音と非常に高い音を小さく感じる性質を反映して、周波数ごとに重みを変えた値です。このツールは国際規格 IEC 61672-1 のA特性の式をデジタルフィルターにしてマイクの音に適用し、補正値を加えて dB(A) 推定値を出します。次の表のとおり、低いうなり音は dBFS では大きく見えても、dB(A) では大きく下がります。
| 周波数 | A特性の重み | 音のエネルギーで見ると |
|---|---|---|
| 31.5 Hz | −39.5 dB | 約8,970分の1 |
| 63 Hz | −26.2 dB | 約419分の1 |
| 125 Hz | −16.2 dB | 約41.6分の1 |
| 250 Hz | −8.7 dB | 約7.4分の1 |
| 500 Hz | −3.2 dB | 約2.1分の1 |
| 1 kHz | 0.0 dB | そのまま(基準) |
| 2 kHz | +1.2 dB | 約1.32倍 |
| 4 kHz | +1.0 dB | 約1.25倍 |
| 8 kHz | −1.1 dB | 約1.3分の1 |
補正のやり方と期待できる精度
補正とは、「このマイクで、A特性をかけた dBFS にいくつ足せば本物の dB(A) になるか」を一度測っておく作業です。測定を始めたら、扇風機や換気扇、一定の音量の音楽など、変動の少ない音を流しておきます。同じ場所に置いた騒音計や補正済みの測定アプリの dB(A) の値を補正欄に入力し、「今の値に合わせる」を押してください。ツールは直近3秒のA特性平均との差を補正値として保存します。
- 基準にする機器とこの端末のマイクを、同じ向きで近くに置きます。距離が違うと、その分の差が補正値に混ざります。
- 話し声やドアの音のような短く途切れる音ではなく、3秒以上変わらない音で合わせます。
- 補正値はマイク識別値(このサイトだけで使うランダムな文字列)とともにこのブラウザーに保存され、同じマイクのときだけ適用されます。イヤホンのマイクのように別のマイクに切り替えると dBFS に戻ります。
- ブラウザーやOSを更新したとき、入力音量を変えたときは、合わせ直してください。
補正したスマートフォンアプリは、基準の騒音計にかなり近い値を示すことがあります。米国NIOSHの研究者ら(Kardous & Shaw, 2014)が騒音測定アプリを基準の騒音計と比べたところ、条件を満たしたアプリのうち2つは平均差が0.07 dB(無補正)と −0.52 dB(A)、ほかの2つも±2 dB以内でした。ただしこの結果は特定のiOS端末とアプリのもので、NIOSHのアプリも精度を「±2 dBA」としたうえで、Androidはまだ検証できないと明記しています。このウェブツールの dB(A) 推定値は、それよりも広い誤差を見込んで読んでください。
平均・直近1分・L90・L10の読み方
デシベルは対数の値なので、数値をそのまま足して割ってはいけません。このツールの平均(等価)は、0.1秒区間ごとの2乗平均をもう一度平均してからdBに戻した値で、騒音測定で使う等価騒音レベル(Leq)と同じ計算です。大きな音のエネルギーははるかに大きいため、短時間の大きな音が平均を大きく押し上げます。
| 測定内容 | 平均(等価) | L90 | L10 |
|---|---|---|---|
| −40 dBFS を1秒 + −20 dBFS を1秒 | −23.0 | −40.0 | −20.0 |
| 1分のうち54秒が −50 dBFS、6秒が −30 dBFS | −39.6 | −50.0 | −30.0 |
- L90(暗騒音): 測定時間の90%で超えた値です。ときどき出る音を除いた、常に流れている音の大きさに近い値になります。
- L10(大きな音): 10%の時間で超えた値で、たびたび割り込む大きな音の大きさを表します。L10とL90の差が大きいほど、静かなときにときどき騒がしくなる環境です。
- 直近1分: 最後の60秒だけの平均(等価)です。全体の平均は前に出た大きな音をずっと引きずりますが、直近1分は現在の状態にすばやく追従します。
- 最大・最小: 0.1秒区間の値のうち最も大きい値と小さい値です。手をたたくような非常に短い音の瞬間的なピークよりは低く出ます。
条件を変えて比べる方法
測定記録の比較は、「同じ場所、同じマイク、同じ長さで、条件を1つだけ変える」という原則で使います。最初の画面のサンプルのように、扇風機を止めた状態で30秒ほど測って「扇風機オフ」で保存し、扇風機をつけて同じ時間測って「扇風機オン」で保存すると、2行目に最初の記録との差が表示されます。バーはL90〜L10の通常範囲、点は平均、縦線は最大を表します。
| 平均の差 | 音のエネルギー | 音圧(振幅) |
|---|---|---|
| +1 dB | 約1.26倍 | 約1.12倍 |
| +3 dB | 約2.0倍 | 約1.41倍 |
| +6 dB | 約4.0倍 | 約2.0倍 |
| +10 dB | 10倍 | 約3.16倍 |
| +20 dB | 100倍 | 10倍 |
同じ大きさの音が2つ同時に鳴ると、エネルギーは2倍になり、約3 dB大きくなります。補正をしていなくても、同じ端末の中での差はそのまま読めます。補正値はすべての値に同じ数を足すので、2つの記録の差は変わらないからです。逆に、スマートフォンの記録とノートパソコンの記録を比べると、マイクの違いが混ざって意味がなくなります。そのため、マイクを切り替えると新しい測定として始まり、別のマイクで測った記録には差の代わりに「別のマイク」と表示されます。
身近な音の大きさと聴力保護の基準
補正して dB(A) 推定値を見るときは、下の例と見比べると大きさを想像しやすくなります。米国CDCが紹介している身近な騒音の例で、距離や機器によって幅が広くなります。
| 音 | 大きさ |
|---|---|
| ささやき声 | 30 |
| 冷蔵庫 | 40 |
| 食器洗い機 | 45〜65 |
| 会話 | 65〜80 |
| 芝刈り機 | 80〜100 |
| オートバイ | 80〜110 |
| ロックコンサート | 95〜115 |
| サイレン | 110〜129 |
耳の健康を守る基準としては、米国NIOSHの勧告が広く使われています。1日8時間の平均を85 dBAまでとし、3 dB上がるごとに許容時間を半分にします。補正した状態で平均(等価)が82 dB(A)を超えると、数値欄にこの基準で見た1日の許容時間が表示されます。
| 平均の騒音 | 1日の許容時間 |
|---|---|
| 85 dBA | 8時間 |
| 88 dBA | 4時間 |
| 91 dBA | 2時間 |
| 94 dBA | 1時間 |
| 97 dBA | 30分 |
| 100 dBA | 15分 |
WHOとITUの安全なリスニング基準は、イヤホンやヘッドホンなどの個人用音響機器について、成人80 dB・子ども75 dBを週40時間としています。このツールではイヤホンの中の音は測れないので、この基準は音量を下げる根拠としてのみ参考にしてください。
日本の騒音基準と比べられますか
日本には、職場向けの厚生労働省のガイドラインと、地域の生活環境向けの環境省の環境基準があります。どちらも、測定方法まで決められた基準です。
職場: 厚生労働省「騒音障害防止のためのガイドライン」(令和5年4月20日基発0420第2号で改訂)。騒音作業に従事する労働者を対象に、等価騒音レベルで区分して対策を求めます。定点測定の結果に基づく措置は次のとおりです。
| 等価騒音レベル | 措置 |
|---|---|
| 85 dB未満 | 作業環境の継続的な維持に努める |
| 85 dB以上90 dB未満 | 施設・設備・作業方法を点検して改善し、85 dB未満となるよう努める。必要に応じて聴覚保護具を使用させる |
| 90 dB以上 | 同様に改善して85 dB未満となるよう努めたうえで、聴覚保護具を使用させ、使用状況を管理者に確認させる |
- 作業環境測定では、A測定の平均値とB測定の結果を85 dB・90 dBの境目で表に当てはめ、第Ⅰ〜第Ⅲ管理区分に評価します。
- 測定は、作業が定常的に行われている時間帯に、1測定点で10分間以上続けて行うと定められています。
- 等価騒音レベルを下げても85 dB未満にならない場合は、作業時間の短縮を検討します。ガイドラインの許容基準表(日本産業衛生学会の許容基準からの抜粋)では、85 dBで1日8時間、88 dBで4時間、90 dBで2時間30分です。
生活環境: 環境省「騒音に係る環境基準」(平成10年環境庁告示第64号)。住居などの騒音について「維持されることが望ましい基準」で、地域の類型ごとに次の値(等価騒音レベル)が定められています。
| 地域の類型 | 昼間 | 夜間 |
|---|---|---|
| AA(療養施設・社会福祉施設などが集まる、特に静穏を要する地域) | 50以下 | 40以下 |
| A(専ら住居の用に供される地域)およびB(主として住居の用に供される地域) | 55以下 | 45以下 |
| C(相当数の住居と併せて商業・工業等の用に供される地域) | 60以下 | 50以下 |
- どの地域をどの類型に当てはめるかは、都道府県知事(市の区域内は市長)が指定します。
- 道路に面する地域には、上の表とは別の基準値があります。
- 測定は、計量法第71条の条件に合格した騒音計のA特性を用い、原則としてJIS Z 8731によります。航空機・鉄道・建設作業の騒音にはこの基準は適用されません。
したがって、このツールの「直近1分」が55を超えたからといって、環境基準を超えたとも、職場のガイドラインの区分に当たるとも言えません。スマートフォンのマイクと音声処理、測定位置、測定時間、暗騒音の扱いが公式の方法とは違いますし、基準そのものが測定機器と評価方法まで含めて決められているからです。確かな判定が必要なときは、公的な測定方法と、計量法の条件に合格した騒音計が要ります。このツールの記録チャートは、いつ音が出たかを整理して相談先に伝えるメモとして使ってください。集合住宅の上下階の生活音には、環境基準のような国の数値基準が定められていないため、数値の比較は載せていません。
数値がおかしいときに確認すること
- 値がずっと同じ位置にある: 自動音量調整やノイズ抑制がオンになっていると、小さな音を持ち上げ、一定の音を消してしまいます。設定表の「音声処理」の行で、ブラウザーが報告した状態を確認してください。オフを要求しても、端末が従わないことがあります。
- 入力が上限に達した警告: マイクのすぐ前の大きな音は、デジタルの最大値(0 dBFS)で頭打ちになり、実際より低く読み取られます。マイクを音源から離すか、OSの入力音量を下げてください。
- ミュート: OSや端末でマイクがミュートされると状態表示でお知らせし、再びオンになるまでの時間は記録に入れません。
- 風や手の音: 扇風機の風がマイクに直接当たったり、端末を手に持ったりすると、空気の流れやこすれる音が大きく入ります。
- 権限エラー: アドレスバーのサイト設定と、OSのプライバシー設定の両方で、このブラウザーのマイクを許可する必要があります。会議アプリがマイクを使っていると開けないことがあり、メッセージアプリ内のブラウザーはマイクを制限する場合が多いので、通常のブラウザーでhttpsのアドレスを開くほうが確実です。
- 画面が消える: 測定中は、対応するブラウザーで画面の消灯を防ぎますが、スマートフォンをロックするとマイクが止まることがあります。長く記録するときは、充電器をつないで画面を点けたままにしてください。
限界
- 補正前の値はマイクのデジタル入力(dBFS)で、音圧(dB SPL)でも dB(A) でもありません。端末どうしの比較には使えません。
- dB(A) 推定値は、利用者が入力した基準値1つに合わせた近似です。マイクの周波数特性、端末の音声処理、基準にした機器の誤差がそのまま残ります。
- A特性のデジタルフィルターは、44.1・48 kHz で20 Hz〜5 kHz の範囲は標準の式と約0.1 dB以内で合いますが、高い音は低めに数えます。10 kHz で約1.2〜1.5 dB、16 kHz で約6〜9 dB低く、Bluetoothヘッドセットのようにサンプルレートが16 kHzに下がると、5 kHz でも約1.5 dB低くなります。
- 値は0.1秒区間の2乗平均なので、騒音計のFast(0.125秒)・Slow(1秒)の時間重み付けとは同じではなく、最大値は瞬間のピークより低くなります。
- 法的な騒音基準、職業性曝露の評価、紛争の証拠に使う測定ではありません。そうした目的には、公的な測定方法と、基準に適合した騒音計が必要です。
- 音は録音もアップロードもされず、測定記録はページを閉じると消えます。保存するのは補正値とマイク識別値だけで、マイクの名前は保存しません。
基準日 出典と基準値は2026-10-20に確認しました。
出典
- 01厚生労働省: 騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について(基発0420第2号)令和5年4月20日付。等価騒音レベル85 dB・90 dBの区分と措置、定点測定10分以上、許容基準表
- 02環境省: 騒音に係る環境基準について平成10年環境庁告示第64号。AA・A・B・Cの昼間・夜間の基準値、等価騒音レベルでの評価
- 03CDC NIOSH: Noise and Occupational Hearing Loss勧告曝露限界 85 dBA(8時間)、3 dBごとに許容時間が半分
- 04CDC: Listen Up! Protect Your Hearingささやき声30 dBからサイレン110〜129 dBまでの身近な騒音の例
- 05WHO・ITU: Safe listening devices and systems個人用音響機器の基準 成人80 dB・子ども75 dB、週40時間
- 06Kardous & Shaw (2014) Evaluation of smartphone sound measurement applications, J Acoust Soc Am 135(4)2つのアプリの平均差 0.07 dB(無補正)・−0.52 dB(A)
- 07CDC NIOSH: Sound Level Meter App内蔵・外付けマイクの補正機能、精度 ±2 dBA、Androidは検証不可
- 08A-weighting (IEC 61672-1 の重み関数 RA(f))A特性曲線の式、1 kHz で正規化
- 09MDN: MediaDevices.getUserMedia()安全な接続が必要。権限の拒否・デバイスなし・デバイス使用不可のエラー
- 10MDN: MediaTrackConstraintsautoGainControl・noiseSuppression・echoCancellation の要求
- 11W3C: Web Audio APIAudioWorkletでマイクのサンプルを直接処理する方式
よくある質問
デシベル測定器の数値は、実際の騒音のdBですか?
標準の数値はマイクが受け取ったデジタル信号の大きさ(dBFS)なので、騒音計のdBとは同じではありません。同じ場所の騒音計や補正済みの測定アプリの値に一度合わせると、A特性をかけた dB(A) 推定値として見られます。補正前は、同じ端末で条件によってどれだけ大きくなったか、小さくなったかを比べる用途に使ってください。
補正はどうやるのですか。騒音計がないときは?
測定を始めて一定の音が鳴っている間に、同じ場所の騒音計や補正済みの測定アプリが示す dB(A) の値を補正欄に入力し、「今の値に合わせる」を押すと、直近3秒の値との差を計算します。基準がなければ補正せず、dBFS のまま前後の差だけを比べてください。適当な数値を足してdBに見せかけると、端末によって大きくずれることがあります。
dBFS がマイナスで表示されても正常ですか?
はい、正常です。dBFS はデジタルで扱える最大の大きさを0とする単位なので、通常はマイナスになります。−20 dBFS は −40 dBFS より大きな入力で、すべてのサンプルが0のときは無音と表示します。
平均は最小値と最大値の中間ですか?
いいえ。0.1秒区間ごとの音のエネルギーを平均してからdBに戻した、等価平均です。同じ長さの −40 dBFS と −20 dBFS を平均すると、−30 ではなく約 −23.0 dBFS になり、大きな音のほうが平均を強く押し上げます。
L90とL10とは何ですか?
L90は測定時間の90%で超えた値で、常に流れている暗騒音を表します。L10は10%の時間で超えた値で、たびたび割り込む大きな音を表します。両者の差が大きいほど、静かなときにときどき大きな音が出る環境です。
日本の環境基準や厚生労働省のガイドラインの数値と比べてもよいですか?
参考程度にとどめてください。環境省の環境基準は、たとえば住居専用の地域(A類型)で昼間55 dB以下・夜間45 dB以下、厚生労働省のガイドラインは職場の等価騒音レベル85 dBと90 dBを境に措置を求めています。いずれも騒音計と測定方法まで決められているため、スマートフォンのマイクの値で基準を超えたかどうかは判定できません。
何dBから耳に悪いのですか?
米国NIOSHは、1日8時間の平均85 dBAを勧告の曝露限界とし、3 dB上がるごとに許容時間を半分にします。88 dBAは4時間、94 dBAは1時間です。WHOは、成人が個人用音響機器で聴く場合の基準を80 dBで週40時間としています。
音は録音されたり、サーバーに送られたりしますか?
いいえ。音はこのブラウザーの中で大きさだけを計算し、録音もアップロードもしません。保存されるのは補正値とマイク識別値(このサイトだけで使うランダムな文字列)だけで、測定記録はページを閉じると消えます。測定が終わったら「停止」を押してマイクをオフにしてください。