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ウォーキング消費カロリー計算

体重と歩数(または時間・距離)を入れると、歩いて使ったカロリーがすぐに出ます。速度と傾斜(上り・下り)を反映するLCDA歩行式で計算し、1万歩までの残り歩数、目標カロリーに必要な時間、トレッドミルの速度・傾斜別カロリー、ステップマシンの消費カロリーもあわせて表示します。

最終更新 2026-10-18計算はブラウザ内だけで処理
総消費カロリー

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歩く道のり

速度・傾斜別のカロリー

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体重60kgの人が1万歩歩くと、約331kcalを消費します

歩幅70cmで1万歩歩くと7kmになり、時速4.8kmなら1時間28分かかります。体重60kgの場合、この間の総消費カロリーは約331kcalです。じっとしていても使う安静時の分を除くと、歩いたことで増えた消費は約243kcalになります。

上の計算機は、歩数・時間・距離のうち分かっている値から計算し、速度と傾斜(上り・下り)も反映します。歩行のカロリーは、米陸軍環境医学研究所が2019年に発表したLCDA歩行式で求めています。階段とステップマシンは、2024年版の身体活動コンペンディウム(Adult Compendium of Physical Activities)の強度の値で計算します。

歩行のカロリーを確かめたいのはどんなときか

  • 歩数計アプリの歩数をカロリーに直したいとき: スマートフォンのアプリは歩数だけを表示することが多く、腕時計型の端末は心拍数を加えて計算するため、同じ歩行でも数字が食い違います。
  • 「歩いて1日300kcal消費したい」と決めるとき: 目標カロリーを入れると、必要な時間・距離・歩数がまとめて出ます。
  • トレッドミルで速度と傾斜のどちらを上げるか選ぶとき: 下の表で、同じ時間の組み合わせ別のカロリーを比べられます。マスを押すと、その条件ですぐ計算します。
  • ステップマシンのような短くきつい運動と歩行を比べるとき: 同じ体重・時間で、階段7種類のカロリーを棒グラフで見られます。

日本では、厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」が、成人は歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)、高齢者は1日40分以上(約6,000歩以上)行うよう勧めています。「1日1万歩」という目標は研究で決められた基準ではなく、日本で歩数計の宣伝や歩く会を通じて広まった数字です(Tudor-Locke・Bassett 2004)。14件の研究をまとめたメタ分析では、1日7,000歩が2,000歩の場合より死亡リスクが47%低いことと関連していました(Ding ほか 2025)。また60歳以上では6,000〜8,000歩、60歳未満では8,000〜10,000歩まで、歩数が増えるほどリスクが下がり続けました(Paluch ほか 2022)。カロリーは歩行がもたらす効果の一部にすぎないので、歩数と合わせて、どれだけ続けて歩けているかも見るのがよいでしょう。

計算機の使い方

  1. 運動の種類を選ぶ: いちばん上で「ウォーキング・歩数」か「階段・ステップマシン」を選びます。
  2. 計算の基準を選ぶ: アプリに歩数しかなければ「歩数で」、運動記録に時間があれば「時間で」、コースの長さが分かれば「距離で」計算します。
  3. 体重と値を入れる: 体重と歩数(または時間・距離)を入れます。入力欄の下のボタンで、よく使う値をすぐ入れられます。信号待ちや休憩の時間は除いてください。
  4. 速度と傾斜を合わせる: トレッドミルは、画面に表示された速度と傾斜をそのまま入れます。屋外でいつも通り歩いたなら「ふつう 4.8」、少し息が弾む程度なら「速め 5.6」が目安です。下りは傾斜の前に−を付けます。
  5. 歩幅を確かめる: 歩幅は、歩数と距離を相互に換算するときだけ使います。初期値の70cmではなく自分の歩幅を入れると、歩数と1分あたりの歩数が正確になります。
  6. 結果を読む: 大きな数字は歩いた間の総消費カロリーで、活動消費は安静時の分を除いた値です。道のりの図で1万歩の位置とカロリーの旗を、表で速度・傾斜別のカロリーを確認します。

計算方法

W/kg = 1.44 + 1.94·S0.43 + 0.24·S4 + 0.34·S·G·(1 − 1.05(1 − 1.1(G + 32)))

Sは秒速(m/s)、Gは傾斜(%)で、結果は体重1kgあたりの消費エネルギー(W)です。この式は、米陸軍環境医学研究所が兵役年齢の健康な成人95人を測定した11件の研究データで作成し、交差検証したLCDA傾斜歩行式で、秒速約1.96m(時速約7km)までの速度と、−40〜45%の傾斜のデータを含んでいます(Looney ほか 2019)。1 METは、2024年版Compendiumの定義どおり体重1kgが1時間に使う1kcalとし、1kcal = 4.184kJで換算しています。

段階計算60kg · 1万歩 · 時速4.8km · 平地
距離歩数 × 歩幅10,000 × 70cm = 7.00km
時間距離 ÷ 速度7 ÷ 4.8 × 60 = 87.5分
体が使うエネルギー上の式(S = 4.8 ÷ 3.6)4.39W/kg
強度(MET)W/kg ÷ 1.1623.78 MET
総消費MET × 体重 × 時間(h)3.78 × 60 × 1.458 ≈ 331kcal
活動消費(MET − 1) × 体重 × 時間(h)≈ 243kcal
脂肪換算活動消費 ÷ 7.7≈ 31.6g

1万歩は何kmで、何kcalか

1万歩の距離は歩幅で決まります。歩幅60cmなら6km、70cmなら7km、80cmなら8kmで、同じ時速4.8kmで歩いても所要時間は1時間15分、1時間28分、1時間40分と変わります。下の表は、平地を時速4.8kmで1万歩歩いたときの総消費カロリーです。

体重歩幅60cm
6km · 1時間15分
歩幅70cm
7km · 1時間28分
歩幅80cm
8km · 1時間40分
50kg236kcal276kcal315kcal
60kg284kcal331kcal378kcal
70kg331kcal386kcal441kcal
80kg378kcal441kcal504kcal
90kg425kcal496kcal567kcal

平地を時速4.8kmで歩くとき、1kmあたりの消費カロリーは体重に比例し、50kgで約39kcal、60kgで約47kcal、70kgで約55kcal、80kgで約63kcal、90kgで約71kcalです。歩幅は、いつもの歩き方で10m歩き、10mを歩数で割ると求められます。10mを14歩で歩いたなら、歩幅は約71cmです。

速く歩くと、どれだけ消費が増えるか

時速この計算機
LCDA MET
2024 Compendium
トレッドミル平地の測定平均
ACSM歩行式
多くの計算機が使う式
30分
60kg
1kmあたり
60kg
1分あたりの歩数
歩幅70cm
3.2km3.03.0(17349、3.2〜3.9km)2.589kcal55kcal76歩
4.0km3.33.5(17352、4.0〜4.7km)2.999kcal50kcal95歩
4.8km3.83.8(17355、4.8〜5.5km)3.3113kcal47kcal114歩
5.6km4.54.8(17358、5.6〜6.3km)3.7134kcal48kcal133歩
6.4km5.45.8(17361、6.4〜7.1km)4.0163kcal51kcal152歩
7.0km6.45.8(17361、6.4〜7.1km)4.3192kcal55kcal167歩

同じ時間なら、速く歩くほどカロリーは増え、時速6kmを超えると増え方が大きくなります。距離で見ると事情が変わります。1kmあたりのカロリーは時速4.8〜5.6km付近でもっとも少なく、とてもゆっくり歩いても、とても速く歩いても、かえって増えます。そのため、1万歩のように距離が決まっている歩行は、速度を上げてもカロリーはあまり増えず、歩く時間が短くなります。

多くの計算機が使うACSM歩行式は、速い歩行を実際より低く見積もります。時速6.4kmでは、2024年版Compendiumの測定平均(5.8 MET)より3割以上低い4.0 METになります。この計算機のLCDA式は5.4 METで、測定値に近い値です。時速7kmを超えると、歩くより走るほうが楽な速さに近づくため、この式は使いません。走る場合は、ランニングペース計算で速度と記録を確かめてください。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、歩行またはそれと同等以上の身体活動を、成人は1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)、高齢者は1日40分以上(約6,000歩以上)が目安とされています。歩数で見ると、1分あたり100歩以上が中強度(約3 MET)に当たるという研究があります(Tudor-Locke ほか 2019、21〜40歳76人)。計算機の「週150分の目安との比較」欄は、強度が3 MET以上の歩行だけを数え、6 MET以上は2倍で数えます。

坂道と下りの歩行

傾斜MET30分のカロリー上った・下った高さ
−10%2.679kcal240m下る
−5%2.987kcal120m下る
0%(平地)3.8113kcal0m
3%4.6139kcal72m
6%5.7172kcal144m
10%7.4222kcal240m
12%8.3248kcal288m
15%9.5286kcal360m

表は、体重60kgの人が時速4.8kmで30分(2.4km)歩いた場合の値です。傾斜10%は、水平に100m進む間に10m上る勾配で、角度にすると約5.7度です。トレッドミルで傾斜12%・時速3マイル(4.83km)・30分歩く「12-3-30」は、体重60kgで約249kcalになり、同じ速度の平地歩行(114kcal)の2倍以上です。

下りは平地より消費が少なくなりますが、傾斜がおよそ−10%より急になると、体を支えるために使う力が増えて、カロリーは再び増えます。計算機はこの変化を反映し、−20%まで計算します。

ステップマシン・階段の消費カロリー

種類CompendiumコードMET10分20分30分
ステップマシン(階段昇降マシン)020659.393kcal186kcal279kcal
階段を上る(速く、1段ずつ)171349.393kcal186kcal279kcal
階段を上る(2段ずつ)171367.575kcal150kcal225kcal
階段の上り下り171387.575kcal150kcal225kcal
階段を上る(ふつう)171316.868kcal136kcal204kcal
階段を上る(ゆっくり)171334.545kcal90kcal135kcal
階段を下りる170703.535kcal70kcal105kcal

表は体重60kgの場合です。ステップマシンの30分は約279kcalで、同じ30分を時速4.8kmで平地を歩いたとき(113kcal)の約2.5倍です。ただし、この強度はマシンのレベルを区別しない平均値で、手すりに体を預けると、実際の消費は減ります。段数で計算するときは、1分あたりの段数から時間を換算するので、マシンに表示された値を入れてください。

腕時計やアプリの数字と違う理由

  • 総消費と活動消費: 腕時計やアプリには、安静時の分を除いた「アクティブ」なカロリーだけを表示するものが多くあります。その数字は、この計算機の活動消費と比べてください。
  • 計算式: 計算機ごとに使う式が違います。時速6.4kmの平地では、ACSM歩行式が4.0 MET、この計算機が5.4 MET、2024年版Compendiumの測定平均が5.8 METです。同じ歩行でも、使う式によってカロリーが3割以上違うことがあります。
  • 心拍数: 腕時計は心拍数と動きを合わせて計算するため、同じ速度で歩いても、体力やその日の体調で数字が変わります。
  • 1日全体の歩数: 1日の歩数には、家の中でゆっくり動いた分が混ざっているので、運動として歩いた分より強度が低くなります。1日全体の歩数に運動時の速度をそのまま使うと、カロリーが多く出ます。

間違えやすい点

  • 歩幅に2歩分の長さを入れる: 歩幅は、片方の足からもう片方の足までの長さです。左足からまた左足までの長さを入れると、距離とカロリーが2倍になります。
  • 傾斜の%を角度と取り違える: トレッドミルの10%は10度ではなく、約5.7度です。
  • 手すりをつかんで坂道を歩く: 腕で体重を支えると脚の仕事が減るので、表のカロリーより消費は少なくなります。
  • 休憩の時間まで入れる: 信号待ちや休憩の時間を除かないと、その速度で歩いたカロリーになりません。
  • 脂肪換算を減る体重だと思い込む: 「脂肪1kg ≈ 7,700kcal」は目安の規則で、実際の減量は、もともとの体脂肪量や食事によって、これより少なかったり異なったりします(Hall 2008)。

限界と注意

  • LCDA式は、兵役年齢の健康な成人のデータから作った式です。子ども、高齢者、妊娠中の人、持病のある人では、実際との差が大きくなることがあります。
  • 速度は時速2〜7km、傾斜は−20〜40%だけを計算します。リュックなどの荷物を持つ場合や、砂地・雪道のような柔らかい路面は反映しません。
  • 階段の強度はCompendiumの平均値で、マシンのレベルや段の高さは反映しません。
  • 脂肪換算はエネルギーの大きさを置き換えた値で、体脂肪がその分だけ減るという予測ではありません。
  • 心臓や関節の病気がある場合や、運動を新しく始める場合は、強度を決める前に医師に相談してください。この計算機は医学的な助言の代わりにはなりません。

基準日 LCDA歩行式の原文、2024年版Adult Compendiumの歩行・階段のMET、厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を2026-10-18に確認しました。

出典

よくある質問

1万歩歩くと何カロリー消費しますか?

歩幅70cm・時速4.8km・平地なら、1万歩は7km、1時間28分で、体重60kgの総消費は約331kcal(活動消費は約243kcal)です。同じ条件で、50kgは約276kcal、70kgは約386kcalです。

1時間歩くと何カロリー消費しますか?

体重60kgの人が時速4.8kmで平地を1時間歩くと、総消費は約227kcal、安静時の分を除いた活動消費は約167kcalです。時速5.6kmの速歩きなら約268kcalです。

歩行のカロリーはどう計算しますか?

速度と傾斜から体が使うエネルギーを求めるLCDA歩行式(Looney ほか 2019)でMETを出し、総消費 = MET × 体重(kg) × 時間(h)で計算します。活動消費は、METから1を引いた値で同じ計算をします。

トレッドミルは、速度と傾斜のどちらを上げるのがよいですか?

体重60kg・30分の場合、平地を時速6.4kmで歩くと約163kcal、時速4.8kmで傾斜10%なら約222kcalです。同じ時間なら傾斜を上げたほうがカロリーは大きく、走らずに強度を上げられます。

ステップマシン30分は何カロリーですか?

2024年版Compendiumの階段昇降マシン(コード02065)の強度9.3 METで計算すると、体重60kgは30分で約279kcalです。同じ30分を時速4.8kmで平地を歩いたとき(約113kcal)の約2.5倍です。

1日1万歩は必ず歩かなければいけませんか?

1万歩は研究で決まった基準ではなく、日本で歩数計の宣伝を通じて広まった数字です。厚生労働省のガイド2023は、成人で1日約8,000歩以上(高齢者は約6,000歩以上)を目安としています。14件の研究をまとめた2025年のメタ分析では、1日7,000歩が2,000歩より死亡リスクが47%低いことと関連していました。

歩幅はどうやって測りますか?

いつもの歩き方で10m歩き、その10mを歩数で割ります。10mを14歩で歩いたなら、歩幅は約71cmです。歩幅は片方の足からもう片方の足までの長さで、2歩分の長さを入れると、距離とカロリーが2倍になります。

腕時計に表示されるカロリーと違うのはなぜですか?

腕時計は心拍数と動きで計算し、安静時の分を除いた活動カロリーだけを表示することが多くあります。この計算機の活動消費と比べ、同じ速度・傾斜で歩いた時間だけを入れているかも確かめてください。